維新の不祥事が後を絶たない。
「折れたタバコ」の中条きよしは年金保険料の一部未納が発覚し「不徳の致すところ…」と言っていたのに、参議院という言論の府において自らの新曲とラストディナーショーを宣伝するなど反省の微塵も見せなかった。
前川清成という衆議院議員は公職選挙法違反で2審も有罪判決を受けたが、その言い訳がまたすごい。
「私だけが何か特別にずるいことをしたわけではない…」
国会欠席騒動ですったもんだした上西氏は、病気で国会を欠席していたはずなのに居酒屋3軒をはしご酒。
大阪府議団の団長は、同じ維新の女性市議へのセクハラとストーカー行為で除名処分。
吉田豊史という議員は、昨年7月の参議院選挙で党の比例代表の候補者を支援する見返りに1000万円を要求したとして離党勧告。(結局、離党勧告を拒否して除名処分)
福岡市議の堀本和歌子市議は、ライバル候補の男性市議が統一教会と関係があるかのようなビラを作ってポスティングし離党。
他にも、「うちの父って反社みたいな人間なので…」という“脅迫LINE”が週刊文春にすっぱ抜かれてしまった西宮市議会の森健人市議。
立候補者の要件である居住実態がなかったために当選無効となった埼玉県議会の中村県議。
自分の下着姿の写真を希望者に販売していた上尾市議会の佐藤市議。
数え上げれば枚挙に暇がない。
そもそもこの党は「身を切る改革」以外に大した政策も思想もないくせに、なぜか党勢拡大ばかりを急いでいます。
そのため、議員としての資質の可否を見極めることもなく公認を出しまくり、当選すればさしたる研修も指導もせずに現場に放り込む。
川崎市議会では、「賛成討論」と「反対討論」の違いを理解できない新人議員5人が、会派決定に背き委員会での採決態度を本会議で翻し「議員の表決権」を汚した。
当初は「新人だからわからなかった…」と言い訳していたのに、いつの間にかメディアの取材では「信念に基づく行動だった…」と言い張る厚かましさだ。
理由を追及されると「(本会議で賛成に転じたのは)現職市長と仲良くやっていきたかったから…」だという。
なるほど、現職市長と仲良くやっていくのが「維新スピリット」らしい。
徳川幕府と仲良くやっていく「維新」なんてあるのか。