今朝、目が覚めて、すぐに雨音に気づきました。
いや雨音で起きたのかもしれない。
そういえば、ことしは例年よりも一日遅いとはいえ、既に梅雨入りしていたのですね。
天気予報によれば、9日未明から神奈川県内は大雨となるとされていましたが、きのうは予想に反して川崎は晴れでしたので、これからなのでしょうか。
東海地方などでは梅雨入り早々に大雨が降り、静岡、愛知、和歌山を中心に9,000棟近くが水に浸かって死者も出るなど大きな被害に見舞われました。
気象庁は「地球温暖化の進行に伴い記録的な高温が発生しやすくなっている」と言っていますので、ひきつづき、警戒を怠ることのできない季節が続きそうです。
海水温が上昇すればするほどに水蒸気がたくさん発生するため、台風や前線による大雨が起こりやすい。
こうした状態が続くのであれば、例年以上に大雨への警戒が必要となります。
因みに、川崎市多摩区も2019年の台風19号の影響で、三沢川という多摩川の枝川が越流するなどの浸水被害がでています。
さて、大雨災害など、いざという時に備え、私たちは個人として、あるいは家族としてやっておくべきことがあります。
まず個人としてできることは、その地域のハザードマップにより、自宅に洪水や土砂災害のリスクがどのくらいあるかを調べておくことです。
次いで、ご自身の行く避難所の確認。
ご自身の避難所だけでなく、近隣の避難所も確認しておくと更にいいでしょう。
また、行政が発する「警戒レベル」に応じて、どのような行動をとるのかを決めておくことです。
そのためには、少なくとも警戒レベル2の段階までに、いつでも避難できる状態を整えておくのが宜しいかと思います。
例えば、私の家には過去に使っていたスマホが3つありますが、警戒レベル2になるとそれらのスマホを充電します。
停電した場合、充電済みのスマホは懐中電灯の役割を果たしますので。
ほか、食べ物、飲み物、常備薬などの確保は当然のこととして、あとはそれぞれの自治体の防災アプリ等を取得して、タイムリーな情報を常に収集することが必須です。
因みに、川崎市の「防災アプリ」は次のとおりです。
私は、行政の発する正しい情報こそ、重要な災害支援物資だと考えます。
しかしながら、災害によって大規模停電やシステム障害が発生すれば、スマホなどからデジタル情報を入手できなくなるケースも当然のことながら大いにあり得ます。
であるからこそ、各避難所には紙ベース(アナログベース)での情報発信を可能にする機材や資材を予め備えておくよう、私は議会で提案をしています。