〒214-0012
川崎市多摩区中野島3-15-38-403
TEL:044-934-3302 / FAX:044-934-3725



議会報告 01 川崎市政

先人たちによる「投資」の恩恵2019/11/06    

過日の台風19号では、その被害状況から都市部と地方とのインフラ格差が際立ちました。

ただ、都市部に含まれるとはいえ川崎市などは決してインフラ力が充実しているわけでもありませんが…

何分、川崎市は30年間も都市計画ゼロの革新市政が続いた、という都市部でも実に稀な自治体です。

さて、台風19号は主として東日本を中心に激しい被害をもたらしたわけですが、河川被害だけをみても決壊箇所は実に71河川(128か所)におよび、むろんそのほとんどは地方でした。

都市部の大河川においては決壊は発生していません。
(決壊と氾濫はちがいます)

例えば、5つの巨大立坑から成る世界最大級の地下放水路「東京外郭放水路」は、溜まった水を江戸川に放出する仕組みになっていますが、放出された江戸川はどうなったでしょうか。

決壊も氾濫も起きていません。

なぜなら「関宿水門」(茨城県五霞町)があるからです。

関宿水門は利根川と江戸川が分岐する箇所にあって、水門を閉めることで利根川上流から流れてくる大量の水が江戸川(東京湾方面)に流れ込まないようにしてくれています。

関宿水門によって水量(負荷)が減った江戸川に、首都圏外郭放水路からの水を流し込んでいるわけです。

まさにインフラの総合力です。

因みに、関宿水門が最初に建設されたのは、利根川東遷事業により江戸川と利根川が結ばれた1641年です。(現在の水門は1927年に完成)

なんと3代将軍、徳川家光の時代です。

現在を生きる私たち日本国民の生活は、先人たちのインフラ投資の恩恵を受けて成立しています。

であるがゆえに、現在を生きる私たちもまた未来の日本国民のためにインフラ投資を怠ってはならないと思うのです。

なのに…