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議会報告 02 政治・経済

名誉ある地位を占めていない日本2019/10/29    

先週の火曜日(10月22日)、天皇陛下は皇居宮殿において御即位を公に宣明されました。

国民に広く御即位を披露され祝福を受けられるためのパレードは11月10日に延期されたものの、「饗宴の儀」あるいは「内閣総理大臣夫妻主催晩餐会」など、陛下の御即位を内外の代表がお祝いする華やかな儀式が行われました。

とりわけ「饗宴の儀」は、10月22日(火)、25日(金)、29日(火)、31日(木)と、4日間に分けて行われ、多くの諸外国の元首や祝賀使節がお祝いにかけつけました。

私も一人の日本国民として、まことに微力ながら力のかぎり陛下はもちろん万世一系のご皇室をお守りしつつ、日本国家の安全と繁栄に貢献していきたい、との想いを新たに致しました。

ただひとつ、30年前に行われた先帝陛下の御即位の礼(平成の御即位礼)の時と比べ、今回ご参列頂いた諸外国の賓客の「重み」に大きな違いを感じました。

前回(平成の御即位礼のとき)、皇太子がご参列くださったオランダは、今回(令和の御即位礼)は国王がご参列されたのですが、このような事例は稀で、他の国々の祝賀使節をみてみますと、前回(平成の御即位礼)よりも序列順位の低い使節によるご参列が目立ちました。

例えば、前回は副大統領が参列した米国は、今回は運輸長官の参列でしたし、前回は大統領が参列したアルゼンチンもまた今回は副大統領だった…という具合に。

我が国のご皇室の次に古い歴史をもつデンマーク王室をみても、前回は女王陛下がご参列くださいましたが、今回は王太子殿下のご参列となりました。

ギリシャも前回は首相でしたが、今回は副首相でした。

国連にしても、前回は事務総長の参列でしたが、今回はその下の事務総長官房長による参列でした。

そのほか、アイルランド、レバノン、ザンビア、セネガル、ガンビア、カメルーン、ジブチ、モンゴル、アイルランド、ポルトガル、ガイアナ、イスラエル、ボツワナ、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ、インドネシア、パラグアイ、トルコ、コロンビア、ドミニカ共和国、ジャマイカ、カナダ、バハマ、ナミビア、スーダン、アルジェリア、ベネズエラ、ロシアなどの国々が、前回よりも序列順位の低い祝賀使節を参列させています。

これらのことは、30年前に比べ我が国の国際社会に占める地位が明らかに低下していること物語っています。

即ち、日本が世界から一目置かれなくなった、ということです。

その国の国際社会での威信とは、その国の「経済力(文化力を含む)」と「外交力(軍事力を含む)」で決定されます。

例えば我が国の「経済力」はどうでしょう。

平成の御即位礼が行われた頃、日本のGDPの世界シェアは「17%」を超えていましたが、長引くデフレ経済によって今や「6%」を切っています。

下のグラフのとおり、3分の1です!

では、「外交力」はというと…ひたすら米国様の言いなり。

例えば、北朝鮮が日本海にむけてミサイルを発射しても、米国様が「けしからん」と言えば強気にでるが、米国様が「問題ない」と言えば手もみをして容認する。

あるいは中東で紛争が勃発しようが、中国が軍事力を高めようが、日本の外交政策は常に「米国様追従」です。

経済力も衰え、常に米国の犬として振る舞う国を、世界のどの国が一目置きましょうか。

現在の日本国は、明らかに国際社会において名誉ある地位を占めていません。

変わるなら「今」です。

私たちに残された時間は少ない。