〒214-0012
川崎市多摩区中野島3-15-38-403
TEL:044-934-3302 / FAX:044-934-3725



議会報告 01 川崎市政

市立看護短大 カラ出張でも反省なし先生問題!2019/10/05    

過日、川崎市立看護短期大学では、学生が講義と教員を選択する「選択授業制」を採用しました。

採用したところ、学生の誰一人からも選択されることのなかった実に残念な教員がおられました。

自分の講義を誰一人として望んでいない…という現実を突きつけられた場合、普通なら、あまりにものショックで暫くは気落ちしてしまうとか、あるいはこの大学では自分は必要とされていないことに慨嘆して辞表を提出してしまうとか等々、羞恥心にかられて、どうにかなってしまわないかと他人事ながら思わず心配してしまうところですが、この教員は強かった。

さすが生命倫理を教えている先生だけあって、今でも教員という立場で立派に給料をもらって在職されています。

私は生命倫理なる学問を学んだことはありませんが、どうやら生命倫理を極めると人間は傲慢的に強くなれるらしい。

例えばこの先生、行ってもいない出張で研究費をだまし取ろうとし、バレるのを防ぐために隠蔽工作をも図り、事が露見した後も、自ら作成し提出した復命報告書という動かしがたい証拠があるにもかかわらず、「俺は悪くねぇ」と開き直って川崎市を相手に処分の取り消しを求めています。

そんな教員が教える「生命倫理」というのは一体どんなものか、逆の意味で講義を受けてみたい気もします。

さて、学生の誰一人として選択してもらえなかった当該教員に、即ち本来業務ができない当該教員に、大学は講義以外に何の仕事を任せているのか気になったので昨日の川崎市議会(決算審査特別委員会)で質問してみました。

当局の答弁によれば「学内委員会や学校行事の運営等の業務に従事し、入試業務に際しては書類確認や学内警備等を担当している」らしい。

学内警備!?…大丈夫か…

あわよくばカラ出張で研究費をだまし取ろうとし、そして隠蔽工作をも図り、なおかつそのことを反省もしないのですから、どちらかというと警備するほうじゃなくて「される」ほうなのでは…?

因みに、当該教員と同年代、及び同じ役職、同じキャリアの教員の場合の年間給与学は概ねどれくらいになるのかについても当局に質問したところ、「看護短大の准教授の平均的な年間給与額は約860万円」との答弁でした。

約860万円…

きっと、授業料を納めている学生さんたちの多くは納得のいかないところでしょう。

地方公務員法によれば、勤務実績が良くない場合や、その職に必要な適正を欠く場合には免職や降任の分限処分とすることができる、とされています。

つまり、本来業務ができない場合、分限免職の対象となりうるわけですが、学生の誰一人からも選ばれなかった当該教員は、要するに本来業務ができないことを意味しています。

そこで、人事課を所管する総務企画局長に「当該案件は、地方公務員法の分限免職の対象にならないのか?」と質問したところ、「注意・指導を繰り返し行うほか、必要に応じて担当職務の見直しや研修等を行うなど、一定の措置を講じてもなお本来業務ができない場合にはその可能性もある」との答弁でした。

なるほど「可能性はある」のだそうです。

だったらそうすればいい。

当該教員は、市の処分に対して不服を申し立てています。

即ち反省の念がないわけで、もはや総務企画局長の言う「注意」や「指導」を行う余地もないということですから、川崎市は勇気をもって当該教員を分限処分の対象とすべきではないでしょうか。

当該案件は、市立看護短大の4年制化にむけても既に負の影響をもたらしており、その被害者は地域医療の充実を求める川崎市民です。

そして何と言っても最大の被害者は学生さんたちです。

もしも市立看護短大の卒業生が、勤務先の患者さんから「あなたはどこの看護大学を卒業されたの?」と尋ねられ、「はい、川崎市立看護短大です」と答えたとき、「えっ、あのカラ出張先生の…!?」なんて言われたら…

市政を正すべき市議会議員として、まことに申し訳が立ちません。

なお、過日の決算審査特別委員会(分科会)での人事委員会の答弁によれば、今月(10月)、カラ出張先生の不服申立てについて、人事委員会で公開審理があるとのことです。

どのような審理が行われるのか、ぜひ注目したいと思います。