〒214-0012
川崎市多摩区中野島3-15-38-403
TEL:044-934-3302 / FAX:044-934-3725



議会報告 02 政治・経済

明日、いよいよ地獄の扉が開きます。2019/09/30    

明日(10月1日)から、ついに消費税率が10%に引き上げられます。

いわゆる軽減税率によって、食料品(持ち帰りのみ)、新聞(配達のみ)の税率は据え置かれますが、例えばキャッシュレス決済のポイント還元は来年の6月末までですので、その時点でキャッシュレス決済の方々は再増税です。

プレミアム商品券にしても、来年3月末で終わり。

これまで消費税率は一律で「8%」でしたが、明日からは何と、10%、8%、6%、5%、3%と五種類の税率になります。

なお今回は前回(2014年4月)の増税時(5%→8%)に比べ、駆け込み需要が小さいようです。

私自身、特段、駆け込んでおりませんし、まわりを見ても駆け込んで買い物をされている気配を感じません。

この正気の沙汰とは思えないデフレ期の増税を、ただただ国民は呆然と立ち尽くして受け入れざるをえない、という悲惨な光景です。

駆け込み需要が小さかったことで、もしも結果として反動による需要減も小さくなった場合、それをもって政府は「ほら、増税のマイナス影響は少なかっったでしょっ!」と、本気で言い出しそうで怖い。

仮に反動による需要減が小さくとも、消費税増税によるマイナス効果は未来永劫にわたって続きます。

対策を打てば話は別ですが…例えば、消費税収の増分の2〜3倍(約15兆円程度)の財政支出拡大を、5〜6年程度継続するとか。

むろん、万が一にも今の政府がそのような対策をとることはありえません。

「そんなことをしたら、国民生活よりも大切なプライマリーバランスがぁ〜」とか言って…

財政再建のために増税する政府が、消費税の増収分の何倍もの支出を持続するなどありえないことです。

消費税増税に加えて、今後は五輪需要の減退にともなう不況があり、さらには米中覇権戦争、ドイツ頼みのEU経済の失速、ブレグジットなどなど外需が伸びる要素も一切ありません。

財務省のプライマリーバランス黒字化目標2025年達成は、外需の飛躍的な伸び(海外部門が大きな赤字になること)が前提になっていますが、外需はむしろ減る要素ばかりです。

このまま日本経済は奈落の底へと転落していくことになりましょう。

明日、いよいよ地獄の扉が開かれるのです。