〒214-0012
川崎市多摩区中野島3-15-38-403
TEL:044-934-3302 / FAX:044-934-3725



議会報告 02 政治・経済

格差社会に突き進む日本と世界2019/07/05    

世界では今、子どもが6秒に1人の割合で貧困と栄養失調等のために死んでいます。

その一方で、0.14%の富裕層が世界の金融資産の81.3%を所有し、その富裕層中の62人の大富豪が世界の下位36億人分の資産を保有しているという。

まさにトマ・ピケティがエレファント・チャートで示したとおりの世界です。

エレファント・チャート(象さんを横から見たようなグラフだからエレファント・チャートと言う)の縦軸は所得の増加率を表し、横軸は一番左がブラック・アフリカなどの最下層、一番右が超超がつくほどの富裕層を表します。

下位36億人分の資産を保有している超超富裕層の36人こそがまさに、エレファント・チャートの赤丸「C」の人たちです。

赤丸「A」はブラジルやインドや中国などの新興経済国の民で、赤丸「B」が日本などの先進国の国民(主として中間層)です。

結局、格差社会は貧困層のみならず中間層までをも貧困にしていくのです。

1990年代以降、我が国でもグローバリズム政治の流れが加速し、さらに緊縮財政がデフレを深化させて、度重なる消費税増税が格差社会に拍車をかけました。

10月に予定されている「消費税増税(8%→10%)」は、その流れを決定的なものにするでしょう。

安倍総理は「10%以降は、しばらく増税しない」と言っているようですが、なんの気休めにもならない。

前内閣官房参与の藤井聡(京都大学大学院教授)先生は、「もしもこのまま緊縮財政が続けば、やがて日本はアジアの貧国になる(20年後はメキシコ水準、40年後にはフィリピン水準、そこに巨大地震が加わればミャンマー水準)」とご指摘されています。

少なくとも、10月に消費税が増税(8%→10%)されれば、世界のみならず、日本国内においても更に格差と貧困が拡大していくことになるでしょう。

我が国は今、自由と人権を弾圧し続ける共産党一党独裁体制のチャイナ・グローバリズムと、軍需産業を頂点とした産業構造を完全に制圧する金融資本独裁体制(グローバリズム)のアメリカ連合とのあいだにあって、自らもまたひたすらに格差・貧困社会に突き進んでいます。