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議会報告 01 川崎市政

人の生死よりも「収支均衡」が優先する国 !?2019/06/09    

我が国は有史以来の自然災害大国です。

頭文字に「超」をつけてもいいぐらいの「自然災害大国」と言ってよく、地理的に逃れることのできない宿命です。

災害統計で有名なベルギーのCREDが、自然災害による死者数の世界ランクを公表していますが、それによると日本は常に上位に位置しています。(死亡者数には行方不明者を含む)

むろん、1995年と2011年はダントツの1位でした。

因みに、ここで言うところの「自然災害」とは、地震・津波・火山など地殻変動による災害、嵐・寒波・熱波などの突発的気象による災害のことで、洪水・鉄砲水・高波などの水害、干ばつ・山火事などの長期的天候による災害なども含んでいます。

ただし、  疫病や動物・虫などによる生物的な災害、及び 事故など技術的な災害は含んでおらず、 また統計の対象となっている災害は、①死亡者数10人以上の災害、② 被災者100人以上の災害、③ 非常事態が正式に宣言された災害、④ 国際支援が要請された災害、のどれか1つ以上に該当する災害です。

さて、昨年(2018年)のCRED統計によると、1位はインドネシア、2位インド、3位が日本でした。

なおOECD加盟国に限ると、2位の米国(295人)を上回り我が日本国がダントツの1位(438人)です。

阪神淡路や東日本などの大震災がなくとも、OECD加盟国では不名誉な1位となってしまうほどの自然災害大国なのです我が国は…

なのに…

「自然災害対策なんかよりも財政健全化のほうが大事だ!」というおバカな政治が行われているのが我が日本なのです。

よく言われているように、日本の国土面積は世界のわずか0.25%に過ぎません。(1%もない)

にもかかわらず、マグニチュード4以上の地震の10%、マグニチュード6以上の大地震の20%は日本列島周辺で発生しています。

加えて日本列島の中央部には2千メートルを超える脊梁山脈が聳えつつも国土が細長いため、上流から河口までの川の距離が極めて短く、ヨーロッパ大陸を流れる川に比べるとまるで滝のようです。

悲しいかなその列島は、台風の通り道です。

結果として台風や大雨が来襲すると、川の上流から河口までが豪雨地帯に入ってしまい、水害や土砂災害が多発するわけです。

さらに我が国では、豪雪もあれば多数の火山も噴火します。

例えば、ヨーロッパ大陸という厚い岩盤の上に位置するフランスは、日本に比べると大地震などほとんどありません。

フランスに行った人に聞くと、シャルル・ド・ゴール空港とパリ市内を結ぶ高速道路の高架脚は、日本では考えられないくらい、まるで板チョコのように薄いらしい。

驚くなかれ、我が日本の公共事業費(対GDP比)は、フランスのそれとほぼ同額なのです。

理由は、財政再建(単年度での収支均衡)のため・・・です。

人の死よりも、単年度での収支均衡が優先する政治!

我が国では、そんな異常な政治が20年以上も続いています。

それを大多数の国民が支持しているようで怖い。