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議会報告 01 川崎市政

例え裁判で負けようとも「札付き准教授」と闘ってほしい2019/06/01    

川崎市立看護短大が4年生大学化にむけて具体的に動き出しています。

地元に4年制の看護大学ができることの意味は実に大きい。

例えば、市内で活躍してくれる看護人材を安定的に確保していくことが可能になり、それはまさに川崎市民の利益です。

許可権者である文部科学省への申請が迫る中、4年制大学としての各種条件を急ぎ整えて行かなければなりません。

学校及び所管当局による懸命な努力が続いています。

ところが先般、関係者による懸命なる努力を踏みにじるごとき残念な出来事が市立看護短大において発生しました。

すでに報道ベースでも取り上げられておりますが、ある准教授が嘘の出張申請をして研究費約17万円を取得し、それが学校側にバレて停職3ヶ月の処分を受けました。

むろん、あってはならないことですが、カラ出張による停職処分までは俗世間ではよく聞く話です。

ところが…

このカラ出張先生、ここからが凄い。

「あれ(カラ出張)は、私的な旅行だった」と認め全額を返還したものの、謝罪はしない。

謝らないどころか、なんとこのカラ出張先生は、市の調査に対して隠蔽工作をしたり、無断の欠勤や出張を繰り返したり、朝の出勤時間を申告するタイムカードすらもまともに押すことのない札付きだ。

大学側は研究交付金の前払いをやめるなどの再発防止策を講じるなど、組織的なチェック機能を強化したうえで、昨日(5月31日)開かれた市議会(健康福祉委員会)では「4年制への移行を進めている中で不祥事を起こして申し訳ない」と学長が涙ながらに謝罪されていました。

不祥事を起こした本人が謝らず、4年制化にむけ必死で尽力している学長や職員たちが頭を下げて謝罪している様をみて、強い憤りを感じない人はいないでしょう。

当然、民間企業なら懲戒免職に該当するような事案であると思うのですが、きのうの委員会での学校側の答弁によれば、現在の法律と制度のもとでは当該教員への懲戒免職処分はできないとのことです。

「そんな馬鹿な…」と、市民感情としては納得のいかないところですが、仄聞するところによると、もしも学校側が懲戒免職処分を下した場合、逆に訴えられて「裁判では勝てない」と、市の顧問弁護士に指導されているらしい。

とはいえ、ここはぜひとも、裁判で負けてでも川崎市(看護短大)は当該准教授をクビにするべきだと思います。

もちろん「なぜクビにできないのか」と、市立看護短大の生徒や保護者からも抗議の声があがっています。

まことに今回の事案は、市立看護短大の4年制大学化にむけ水を差す深刻な事案です。

因みに、このカラ出張先生の講義科目は「生命倫理学」です。

こんな札付き准教授に「生命倫理学」を教わらなければならない看護大学に、誰がおカネを払って入学してくれるのでしょうか?

例え裁判で負けてでも闘ってほしい…