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議会報告 01 川崎市政

悪魔の税金2019/05/29    

きのうの通り魔事件で、小学6年生の女児と外務省職員の男性がお亡くなりになられました。

心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、他の犠牲者及びご家族の皆様におかれましても深くお見舞い申し上げます。

容疑者の男は自分の首を刃物で切り、そののちに死亡しましたが、なぜあのような行為に及んだのか、なぜあの現場であったのか、そしてどのような経路をたどって現場までアクセスしたのか等々、今後の捜査によって明らかにして頂きたいと思います。

おそらくこの一週間は、朝夜の通勤帰宅時間帯に警察当局による現場の聞き込み捜査が行われることでしょう。

川崎市としても、過去に容疑者が行政に対して相談なりクレームなり、何らかのかたちで関わりがあったのかなかったのかのチェックが必要になります。

さて、一昨日の5月27日、内閣府から3月の景気動向指数の改定値が発表されました。

景気の現状を示すCI一致指数(内閣府定義)は、前月比1.1ポイント低下の99.4(2015年=100)で確定しました。

速報段階より0.2ポイント下がり、景気の基調判断は6年2カ月ぶりの「悪化」のままとなりました。

ただし、内閣府の景気動向指数は、指数の採用系列の見直し等をふくめ、内閣府に設置された『景気動向指数研究会』(座長:吉川洋 立正大学経済学部 教授)での議論を踏まえて決められており、私に言わせれば極めて恣意的な基調判断がなされています。

なにせ『景気動向指数研究会』の座長は、消費税増税(8%→10%)を目論む財務省の典型的な御用学者(財政破綻論の権化)ですので…

ご承知のとおり同研究会は、アベノミクス以降の日本経済を「いざなぎ超えの好景気」と判断してきました。

下のグラフのとおり、インフレ率が0%という異常事態が続いているなかで、どうして「戦後最長の好景気(いざなぎ超え)」などと言えましょうか!

「何が何でも消費税を増税したい…」という政治的思惑が嫌でも透けて見えてきます。

ところが昨年の秋以降、その恣意的なCI一致指数ですらも落ち込んでいます。

「このままでは10月に消費税を上げられない…」とか言って、また指標の採用系列を変更するのでしょうか。

「まさか…」とは思いますが、有り得そうで怖い。

消費税は、経世済民という政治の目的に反するという点で「悪魔の税金」です。

少なくとも税金には、①景気の調整メカニズムとしてのビルトイン・スタビライザー機能、②格差を縮小する所得の再配分機能の二つの機能が求められますが、消費税にはそれがない。

なおかつ、デフレを払拭できないなかでの更なる消費税増税(8%→10%)は需要を減退させ日本経済の息の根を止めます。

即ち、それでも消費税を増税しようとする人たちは「悪魔に心を売った人たち」といっていい。

歴史が示しているように、国民経済が疲弊するほどに治安も悪化します。