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家計簿ポリティシャン2017/08/24

私は、国家財政や地方自治体の財政運営を「家計簿的発想」で行うことの愚劣さを訴えております。 その理由は至ってシンプルで、行財政と家計簿とではその仕組みや各種前提条件がまったく異なるからです。 例えば、私たち一般国民(家計)は返済期限のきた借金は必ず返さなければなりません。 当然ですよね。 ところが、政府の場合、借りたおカネ(国債)の返済期限がきたからといって、必ずしもそのすべて … “家計簿ポリティシャン”の続きを読む


PB病患者2017/07/22

麻生財務大臣ほど、その立場が変わるごとに平然と言説を変えて恥じない政治家も珍しい。 この人は以前、「デフレでこれほどに金利が安いうえに建設会社には仕事がない。しかも日本のインフラは老朽化が進んでいる。だったら、政府がカネを借りて公共事業をやったらいい」という趣旨のことを発言されていました。 加えて「でも俺からはそれを言い出しづらいんだよね、何でかわかる? それはね、俺がセメント … “PB病患者”の続きを読む


家計簿におきかえるのは止めろ!2017/07/19

政府(行政)の財政運営をまるで家計簿のごとく考えてしまう、いわゆる「家計簿ポリティクス」に汚染されている今の日本。 地方行政には徴税権があり、その親会社たる中央政府には徴税権どころか通貨発行権という伝家の宝刀さえもあります。 むろん家計には徴税権もなければ通貨発行権もない。 それを同列に論じてしまう悪しき風潮がまかり通っています。 あるいは、一般個人が金融機関からおカネを借りる … “家計簿におきかえるのは止めろ!”の続きを読む


資本主義 vs 家計簿ポリティクス2017/07/12

日本経済新聞によれば、昨年度(2016年度)の地方税収は40.3兆円で前年度比0.1兆円の減とのこと。 前年度を下回ったのは7年ぶりのようですが、国と地方の租税総額も7年ぶりに減少する見込みです。 そりゃそうでしょ、馬鹿げた緊縮財政によって再デフレ化しているのですから。 地方税収で最も落ち込んだのは地方消費税のようですが、地方消費税は消費税率8%のうち1.7%分が地方自治体に配 … “資本主義 vs 家計簿ポリティクス”の続きを読む


新たなGDPから新たな税収が生まれる2017/07/10

本日(7月10日)、内閣府から発表された5月の機械受注統計によりますと、船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比3.6%減の8,055億円でした。 2カ月連続でのマイナスです。 というか、長期的に低迷が続いている中で、昨年以降、再び落ち込んでいます。 機械受注は、景気の先行指標とされています。 なぜなら設備用機械は受注から納入までに時間がかかるため、3カ月から6カ … “新たなGDPから新たな税収が生まれる”の続きを読む


間違った「社会通念」との闘い2017/06/16

社会全般で共有化された、もしくは一般化された暗黙の了解事項を「社会通念」というのでしょうが、その社会通念さえ常に正しいものであってくれれば、現今の政治行政が抱え込んでいる多くの問題はもっと容易に解決されていることでしょう。 残念ながら、社会通念が常に正しいとは限りません。 行財政問題がまさにそれで、例えば社会通念上、①「このままでは日本の国は借金で破綻する」し、②「日本は公務員 … “間違った「社会通念」との闘い”の続きを読む


『骨太の方針2017』のトリレンマ2017/06/08

明日(6月9日)、『骨太の方針2017』が閣議決定されます。 『骨太の方針』(正式名称は違う)は、それまで財務省が握っていた予算編成の主導権を官邸主導にするため、小泉政権下の2001年以降、総理を議長にした経済財政諮問会議が基本方針をとりまとめ、毎年6月に閣議決定されるようになりました。 文字どおり、これが経済財政政策の基本方針になります。 因みに、経済財政諮問会議のメンバーは … “『骨太の方針2017』のトリレンマ”の続きを読む


負のスパイラル2017/03/09

昨日(3月8日)の議会質問をご覧頂きました皆様、ありがとうございました。 質問のポイントは、生産年齢(15~64歳)人口が減少していくなかで、いかにして税収を増やし国民福利を充実させていくのか、そして、そのためにやるべきことは既に明白である、という点でした。 川崎市の人口推計では、生産年齢人口のピークは2025(平成37)年となっています。 しかし、生産年齢人口比率という概念で … “負のスパイラル”の続きを読む


医療・保育・介護分野の賃金アップを
 [ 行財政と家計簿のちがい ]
2017/01/14

現在、我が国は(川崎市も含めて)、総需要の不足(供給能力の過剰)というデフレ状態が続いています。 モノやサービスをつくる力は大きいのに、それらを消費したり、あるいはそれらに投資したり、という支出(需要)が少ないという状況です。 なんでそんなことがわかるの? という疑問をお持ちの人もいるかもしれません。 なぜわかるのかというと、物価(生鮮食品を除く総合消費者物価指数)が下落してい … “医療・保育・介護分野の賃金アップを
 [ 行財政と家計簿のちがい ]”の
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収支均衡して国滅ぶ!?2016/12/22

本日、2017年度予算案が閣議決定されました。 一般会計の歳出総額は97兆4547億円とのことです。 歳出総額が5年連続で過去最高を更新したことを受けて、さっそく日本経済新聞が次のような悪意に満ちた報道をしています。 『17年度予算案、過去最大97兆4547億円 閣議決定 http://www.nikkei.com/article/DGXLNSE2INK01_S6A221C10 … “収支均衡して国滅ぶ!?”の続きを読む