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借金ゼロでのデフレ克服は不可能!2017/07/16

川崎市の消費者物価は、昨年の2月をピークに下落の一途を辿っています。 グラフのとおり、ついに今年の3月はマイナスにまで落ち込んでいます。 日本国全体としても再デフレ化していますが、本市もまた明らかな再デフレ化状態です。 デフレとは、物価が下落する現象であると同時に、おカネの価値が上昇していく現象でもあります。 おカネの価値が上がる現象、即ち同じ1万円でも、今日の1万円よりも明日 … “借金ゼロでのデフレ克服は不可能!”の続きを読む


借金の拡大なくして、デフレ退治は不可能2017/06/18

日本経済新聞によれば、日銀は16日まで開いた金融政策決定会合で、2%の物価上昇率の実現に向けマイナス金利政策を含む今の大規模な金融緩和策を維持することを決定したようです。 要するに、現状維持です。 というか、現状を維持するほかに選択肢はないでしょう。 量的緩和(日銀が民間金融機関のもつ国債を購入すること)をさらに拡大しようとしても、政府の緊縮財政によって既に民間金融機関の保有す … “借金の拡大なくして、デフレ退治は不可能”の続きを読む


健全財政論の誤謬を正す2017/06/17

社会通念上、行政の財政黒字化は「健全」とされています。 その健全財政論の誤謬を正したのが経済学者のL・ランダル・レイです。 彼は国定信用貨幣論を基礎にして『現代貨幣理論』を提唱し、その中で健全財政論の誤謬をより明確にしたのです。 まず「通貨」を通貨たらしめている根拠は、国家が国民に対して納税義務を課し、租税を支払う手段として「通貨」を法定していることにあります。(国定信用貨幣論 … “健全財政論の誤謬を正す”の続きを読む


間違った「社会通念」との闘い2017/06/16

社会全般で共有化された、もしくは一般化された暗黙の了解事項を「社会通念」というのでしょうが、その社会通念さえ常に正しいものであってくれれば、現今の政治行政が抱え込んでいる多くの問題はもっと容易に解決されていることでしょう。 残念ながら、社会通念が常に正しいとは限りません。 行財政問題がまさにそれで、例えば社会通念上、①「このままでは日本の国は借金で破綻する」し、②「日本は公務員 … “間違った「社会通念」との闘い”の続きを読む


求められる「借金」と「投資」2017/06/14

国がそうであるように、川崎市もまた、やらねばならないインフラ事業への投資がまだまだ控えています。 現在行われている京急大師線の連続立体交差化事業に加え、羽田連絡道路や川崎縦貫道路の第二期、国道357号線、あるいは都市計画道路として宮内新横浜線(目黒通りと結ぶ多摩川の橋梁も含む)があり、世田谷町田線の拡幅事業があり、更には南武線の連続立体交差化事業やら橋上駅舎化事業があり、ゆくゆ … “求められる「借金」と「投資」”の続きを読む


万年筆マネー2017/06/12

一昨日(6月10日)の日本経済新聞に、またまた頓珍漢な記事が掲載されていました。 『預金残高ついに1000兆円 回らぬ経済象徴 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC24H01_Q7A610C1EA2000/ 金融機関に預金が集まり続けている。銀行や信用金庫などの預金残高は2017年3月末時点で、過去最高の1053兆円となった。日銀のマイナ … “万年筆マネー”の続きを読む


『骨太の方針2017』のトリレンマ2017/06/08

明日(6月9日)、『骨太の方針2017』が閣議決定されます。 『骨太の方針』(正式名称は違う)は、それまで財務省が握っていた予算編成の主導権を官邸主導にするため、小泉政権下の2001年以降、総理を議長にした経済財政諮問会議が基本方針をとりまとめ、毎年6月に閣議決定されるようになりました。 文字どおり、これが経済財政政策の基本方針になります。 因みに、経済財政諮問会議のメンバーは … “『骨太の方針2017』のトリレンマ”の続きを読む


借金こそ経済成長の源泉2017/05/14

平安時代のはじめころ、朝廷(中央政府)は富裕農民に種籾(たねもみ)を出させ、その種籾を貧しい農民に貸し与えていました。 種籾を借りた貧しい農民は、秋の収穫時にその分を稲で返却します。 現在にも通じる、立派な「金融政策」です。 中央政府が金融機能を果たすことで、貧しい農民たちにも稲という所得を獲得する機会ができるわけです。 この場合、借りた種籾の量が多ければ多いほど、稲(所得)の … “借金こそ経済成長の源泉”の続きを読む