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企業と国民の利益が一致しないシステム2018/06/02

昨日(6月1日)、3月の実質賃金(きまって支給する給与)の確定値が厚生労働省から発表されましたが、結局は速報値を下回ってしまい5カ月連続でのマイナスです。(実質賃金は、名目賃金から物価上昇分を差し引いて算出) 実質賃金では「きまって支給する給与」と、賞与などの「特別に支払われた給与」との合計を「現金給与総額」と言います。 厚労省やメディアは「きまって支給する給与」よりも「現金給 … “企業と国民の利益が一致しないシステム”の続きを読む


企業は社会の公器2018/02/20

昨年の暮れ、「品質データの改ざんを執行役員3人が認識していた」と発表した神戸製鋼所。 その翌日には東レが、子会社の品質データの改ざん問題に関する有識者委員会の報告書を公表しています。 また、三菱マテリアルの子会社においても品質データの改ざんが見つかっていますが、不正の全容は昨年末までの調査で解明されることはなく、その後も内部通報などで次々と更なる不正が発覚しています。 更に先週 … “企業は社会の公器”の続きを読む


所得分配の不平等2018/02/19

本日はジニ係数について。 ジニ係数は、その国における所得分配の不平等さを測る指標です。 この指標を考案したのはコッラド・ジニというイタリアの統計学者で、ジニさんが考案した係数なので「ジニ係数」といいます。 ざっくり言うと、所得の累積比率を縦軸に、人数の累積比率を横軸にしてローレンツ曲線なるものを算出し、そのグラフの45度線を完全平等社会(全員の所得が全く同じ状態)を表す累積分布 … “所得分配の不平等”の続きを読む


グローバリズムは民主主義の否定2018/02/11

たしか5日ぐらい前のことだったと思いますが、米国のティラーソン国務長官はTPP(環太平洋経済連携協定)について「トランプ大統領はTPPを一蹴しているわけではない」と発言し、改めてトランプ政権がTPPへの復帰を検討する方針を示しました。 ティラーソン国務長官の発言は、先月末のダボス会議でのトランプ米大統領によるTPP復帰検討発言を後押しする形となりました。 TPP推進派の小泉進次 … “グローバリズムは民主主義の否定”の続きを読む


中間層を破壊するグローバリズム2017/12/19

今年の1月のことだったと思いますが、スイスのグラウビュンデン州の山麓にあるリゾート・タウン(ダボス)において毎年開催されている「世界経済フォーラム」(ダボス会議)で、世界銀行の主席エコノミストであるブランコ・ミラノヴィッチ氏がいわゆる「エレファント・チャート」を発表し、話題になりました。 上のグラフをご覧のとおり、その曲線がまるで像の胴体と長い鼻のように見えることから「像チャー … “中間層を破壊するグローバリズム”の続きを読む


新自由主義と結託した「保守」など、保守に値しない!2017/10/16

本日(10月16日)いよいよ、米韓両海軍は艦艇約40隻が参加する合同軍事演習を開始しました。 一方、北朝鮮においても、ミサイル発射など新たな挑発を準備している兆候が見られるようです。 輸送起立発射機が平壌付近で弾道ミサイルを運搬しているのだとか。 韓国の軍当局者によると、軍事演習は朝鮮半島の両側の海域で20日まで実施される模様です。 依然、北朝鮮危機は続きます。 さて、確かに北 … “新自由主義と結託した「保守」など、保守に値しない!”の続きを読む


グローバリズムという植民地化2017/08/18

先日のフランスに続き、今度はスペインのバルセロナでテロが発生しました。 カタルーニャ自治州のプチデモン首相によれば、車両が歩道に突っ込み、歩行者らは少なくとも12人が死亡、なお80人が負傷したとのことです。 地元警察がテロ関連容疑で2人を拘束したものの、運転していた実行犯は逃走しているようです。 過激派組織IS(イスラム国)は「ISの戦士が攻撃を実行した」と犯行声明を出していま … “グローバリズムという植民地化”の続きを読む


今なら未だ間に合う2017/06/23

グローバリズムとは、国境を否定することによって、ヒト・カネ・モノを自由に移動させ、グローバル投資家やグローバル企業の利益を最大化するシステムのことです。 例えば、EU(欧州連合)内でのヒト・カネ・モノの移動を自由化させたのがユーロ・グローバリズムです。 さて、そのEUからの離脱を決断した英国の国民投票、あの「ブレグジット」から今日(6月23日)で1年が経ちました。 過日の201 … “今なら未だ間に合う”の続きを読む


フランス大統領選挙2017/05/02

フランスでは、いよいよ6日後に大統領選挙の決選投票が行われます。 ご承知のとおり、国民戦線のルペン氏と前経済相のマクロン氏との一騎打ちです。 日本のマスコミ報道をみますと、マクロン氏には「中道系独立候補」という冠がつけられ、一方のルペン氏には「極右政党」の冠がつけられて報道されています。 あたかもルペン氏が右に寄り過ぎて危険で、対するマクロン氏は真ん中にいて常識的だ、と言わんば … “フランス大統領選挙”の続きを読む


地政学的緊張の高まる世界2017/04/08

米国が巡航ミサイル・トマホークでシリアの空軍基地を攻撃しました。 アサド政権がサリンなどの化学兵器を使用したことに対する制裁だとか。 すかさずアサドに与するロシアが「非常に深刻な」結果をもたらす可能性があるとして警告。 一方、極東では北朝鮮による核とミサイルの開発が着々と進むなか、韓国軍が北朝鮮全域を射程に収める弾道ミサイルの発射実験に成功しました。 これで北朝鮮中枢への攻撃が … “地政学的緊張の高まる世界”の続きを読む