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未だ消えない愚論2016/07/04

 内閣府は毎月、民間の設備投資動向を把握するため、機械等の製造業者が受注する設備用機械類の受注状況調査を実施しています。  いわゆる『機械受注統計調査』です。  設備投資のおよそ半分が機械受注で占めていることから、機械受注額(船舶・電力を除いた民需)は設備投資の先行指標とも言われています。  これから5月の指標が発表されることになっていますが、4月時点の指標をみますとマイナス1 … “未だ消えない愚論”の続きを読む


米国なき後の安全保障戦略2016/07/03

 ブレグジットを含めたEUの混乱、あるいはロシアvsウクライナ問題のほか、中東シリア問題、東シナ海における中国の我が国に対する侵略行為などなど、ここ数年、世界的規模で地政学リスクが高まっています。  いったい、その背景にあるものは何なのか?  識者それぞれに、論のあるところかと思います。   が、何といっても、米国による覇権に裏付けられた一極秩序の退潮というものを抜きにしては、 … “米国なき後の安全保障戦略”の続きを読む


物価下落→賃金下落→消費下落2016/07/02

 テレビ的には、世間の関心は都知事選候補とグレグジットにあるようですが、本日も経世済民の基本たる国民経済について取り上げさせて頂きます。  昨日(7月1日)、総務省から消費者物価指数と家計調査が発表されました。  悲惨です・・・  生鮮食品を除く総合、いわゆるコアCPI(日銀はこれをインフレ率の指標にしています)は、3ヵ月連続のマイナスです。2014年4月から約一年間にわたり高 … “物価下落→賃金下落→消費下落”の続きを読む


胡散臭さ2016/07/01

 現在、我が国では参議院選挙が施行されています。  が、世間的にはどちらかというと都知事選挙の候補者選びのほうに話題のウエイトがかかっているような感じがします。当該選挙中はその選挙に対して一定の報道規制が課せられますので、やむを得ないところなのでしょう。  まさに選挙中こそ、多様なメディアを通じて各政党、各候補者の主張が有権者に投票の判断材料として周知されるべきだと思うのですが … “胡散臭さ”の続きを読む


有配偶率を低下させている要因2016/06/30

 昨日(29日)、総務省から2015年国勢調査(抽出速報)が公表されました。  さっそく日本経済新聞は、全ての都道府県で初めて65歳以上の高齢者の割合が15歳未満の「子ども」の割合を上回ったことをとりあげ、老人ホームなどの入居者の急増や介護などの受け皿づくりと併せて高齢者に相応の負担を求める社会保障制度改革の必要性を記事にしていました。 「負担したくなかったら、消費税率を上げる … “有配偶率を低下させている要因”の続きを読む


グローバリズム・エコノミストには騙されない2016/06/29

 イギリスのEU離脱問題が日本経済に与える影響について、グローバリズムを盲信するエコノミストたちが「金融市場が混乱するぅ~」「日本経済にとっても深刻だぁ~」などと、何かとネガティブ情報を垂れ流しています。  それこそ大量の資金が瞬時に国境を越えて走り回るグローバリズム時代ですから、そりゃ金融市場は乱高下するでしょうに。実体経済への影響は別次元の話であるのに、金融経済も実体経済も … “グローバリズム・エコノミストには騙されない”の続きを読む


英国は孤立主義を選択したのではない2016/06/28

 グローバリズムは、その国の主権及び民主主義に制限を加え、ヒト・モノ・カネの国境を越えた無制限の移動を認めることでグローバル企業やグローバル投資家の利益を最大化するシステムです。  これを推し進めていくと、国家間の格差、企業間の格差、国民同士の格差が最大化されていきます。そのうえ、新自由主義(新古典派経済学)的な経済財政政策を強要されることになるので、域内の各国家は必ずデフレ化 … “英国は孤立主義を選択したのではない”の続きを読む


貨幣乗数2.47という異常値2016/06/27

 先週末、イギリスの国民投票の結果をうけて株価が世界的に下落しました。  下落しましたが、株式等の金融経済の世界がどうであろうと、国民経済(実体経済)とは一義的には関係ありません。あくまでも一義的には。  とりわけグローバリズム経済以降は、実体経済の動向とは無関係に投機的なマネーが無制限に、そしてスピーディに世界を駆けまわるようになりましたので、何か国際的事件が起こると瞬時に株 … “貨幣乗数2.47という異常値”の続きを読む


日本人が日本人であるために2016/06/26

 国の内外を問わず、世論形成という情報戦は、いかにインチキレトリックを世間に浸透させるかにあるようです。  イギリスのEU離脱問題に際しても、グローバリズムを信奉する各国のメディアたちは離脱派たちを「極右」呼ばわりしています。  離脱を選択したネイティブ・イギリス人たちは、たんに「無秩序な外国移民の流入をもっと国家としてコントロールしてくれ、そのためには離脱して国家の主権を取り … “日本人が日本人であるために”の続きを読む


イギリスのEU離脱が意味するもの2016/06/25

 このブログはその時々の話題や時流にとらわれることなく、たとえマイナーな事柄であってもこれからの日本にとって重要と思われるものをなるべく題材とするように心がけています。  なぜなら、無数の情報が氾濫する今日、マスコミのとりあげる題材だけが常に政治にとって重要であるとは限らないからです。  でもさすがに今日は、イギリスのEU離脱問題をとりあげざるを得ないと考えました。  既にご承 … “イギリスのEU離脱が意味するもの”の続きを読む


川崎市議会議員 三宅隆介
プロフィール
昭和46年3月23日生まれ。
大東文化大学 文学部 卒業。
ユアサ商事株式会社を経て、
松沢成文(当時・衆議院議員) 秘書。
平成15年4月 川崎市議会議員 初当選(現在4期目)。
川崎市多摩区中野島在住。
[趣 味]
歴史研究、人間研究、経世研究。
[尊敬する歴史人物]
織田信長、小栗忠順、田中角栄。