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失速するシナ経済2016/01/02

 『時代は再び第一次世界大戦前~日本よ、備えはあるか』  第15回  近代以降の世界では、地政学リスクという面において、概ねヨーロッパが常にその震源地となってきました。まさに二つの世界大戦はその代表例ですが、よく考えてみれば根源的な意味でグローバリズムの扉が開かれたのもサッチャー時代の英国でした。それがやがてユーロ・グローバリズムとして現在に至ります。  しかし、そのユーロ・グ … “失速するシナ経済”の続きを読む


「和」の国・日本2016/01/01

 『時代は再び第一次世界大戦前~日本よ、備えはあるか』  第14回  年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。  いつもブログを読んで頂きありがとうございます。どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。  昨年を振り返りますと、政治の分野では何一つ良いことのなかった日本ですが、スポーツや文化の面ではうれしいニュースの多い年でした。  例えばラグビーW杯では、日本代表が強敵で … “「和」の国・日本”の続きを読む


混迷の一年2015/12/31

 『時代は再び第一次世界大戦前~日本よ、備えはあるか』  第13回  平成27年もいよいよ終ろうとしています。世界的規模からみても、本年はまさに激動の年となりました。  中東問題は、第一次世界大戦の際に締結されたサイクス・ピコ協定を彷彿させるように、まるで新たなサイクス・ピコ体制を模索しているかのような混迷に陥っています。フランス・パリでも同時多発テロが発生し、トルコ軍機がロシ … “混迷の一年”の続きを読む


禍根を残した、罪深き「日韓合意」2015/12/30

 『時代は再び第一次世界大戦前~日本よ、備えはあるか』  第12回  この連載のタイトルは『時代は再び第一次世界大戦前・・・』なのですが、一つだけ、当時とは全く異なる大前提があります。  当時の日本は日清・日露の戦役に勝ち、第一次世界大戦後には世界の主要国の一員として名を連ねることになりましたが、現在の日本は大東亜戦争に負け、過酷な占領政策を受けてきた敗戦国のままであるというこ … “禍根を残した、罪深き「日韓合意」”の続きを読む


インフレ対策とデフレ対策の違い2015/12/29

 『時代は再び第一次世界大戦前~日本よ、備えはあるか』  第11回  構造改革とは主として「規制緩和」「公的サービスの民営化」「緊縮財政」という政策パッケージのことです。いわゆる「小さな政府」論ですが、その起源を遡るとレーガノミクス(レーガン米国大統領の経済政策)に行き着きます。  あの時代(1970年代)、アメリカは高いインフレ率(約10%)と失業率(約10%)の併存に悩まさ … “インフレ対策とデフレ対策の違い”の続きを読む


デフレで丸儲けなグローバリスト2015/12/28

 『時代は再び第一次世界大戦前~日本よ、備えはあるか』  第10回  グローバリズムいう帝国主義は、途上国や未開発地の人民から搾取するだけではありません。いわゆる先進諸国の国民からも容赦なく搾取します。さぁ、どうやって…?   グローバリズムの受益者は、主としてグローバル投資家とグローバル企業家です。  彼らは株主資本利益率を確保するため、経営陣に対して四半期スパン … “デフレで丸儲けなグローバリスト”の続きを読む


底辺への競争2015/12/27

 『時代は再び第一次世界大戦前~日本よ、備えはあるか』  第9回  EUをみてもわかるように、危機に瀕したギリシャやポルトガル(いわゆるPIIGSといわれる国々)に対して、トロイカ(国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州委員会)は構造改革と緊縮財政を強要しています。  トロイカのイデオロギーによれば、ギリシャやポルトガルで雇用が増えないのは①賃金が高いから、②労働者が解雇されないよう … “底辺への競争”の続きを読む


資本移動の自由2015/12/26

 『時代は再び第一次世界大戦前~日本よ、備えはあるか』  第8回  グローバリズムの進展によって、「後進国」は偽装された民主制のもとに実質は帝国主義時代同様の植民地状態におかれ、一方、先進国民国家の国民は「後進国」化されています。得をするのは世界中で大量の資金を動かすことのできるグローバル投資家やグローバル企業家となります。彼らグローバリストたちは、国境無き世界において無制限に … “資本移動の自由”の続きを読む


グローバリズムは国境の否定2015/12/24

 『時代は再び第一次世界大戦前~日本よ、備えはあるか』  第7回  特に小泉内閣で顕著になったグローバリズムとはなんでしょうか。グローバリズムとは国境を否定し、ヒト・モノ・カネの移動を自由にさせるシステムのことですが、民主党政権を含めて歴代の日本政府はグローバリズムを拒否したことは一度もありません。  この表看板は民営化、規制緩和などの構造改革ですが、その実態は、民営化とは公的 … “グローバリズムは国境の否定”の続きを読む


グローバリズムという新帝国主義2015/12/22

 『時代は再び第一次世界大戦前~日本よ、備えはあるか』  第6回  1990年代以降の世界は、グローバリズムという新帝国主義によって国民国家解体の時代に突入しました。  その背景には、デジタル化による情報処理技術の飛躍的進歩と、それと連動する実需なき金融の肥大化があり、さらにそれらを可能にしたのは、国境を越えてヒト・モノ・カネが世界中を自由に駆け巡ることを可能にするシステムです … “グローバリズムという新帝国主義”の続きを読む


川崎市議会議員 三宅隆介
プロフィール
昭和46年3月23日生まれ。
大東文化大学 文学部 卒業。
ユアサ商事株式会社を経て、
松沢成文(当時・衆議院議員) 秘書。
平成15年4月 川崎市議会議員 初当選(現在4期目)。
川崎市多摩区中野島在住。
[趣 味]
歴史研究、人間研究、経世研究。
[尊敬する歴史人物]
織田信長、小栗忠順、田中角栄。