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借金こそ経済成長の源泉2017/05/14

平安時代のはじめころ、朝廷(中央政府)は富裕農民に種籾(たねもみ)を出させ、その種籾を貧しい農民に貸し与えていました。 種籾を借りた貧しい農民は、秋の収穫時にその分を稲で返却します。 現在にも通じる、立派な「金融政策」です。 中央政府が金融機能を果たすことで、貧しい農民たちにも稲という所得を獲得する機会ができるわけです。 この場合、借りた種籾の量が多ければ多いほど、稲(所得)の … “借金こそ経済成長の源泉”の続きを読む


デフレの副産物2017/05/13

一昨日、財務省から国際収支統計が発表されました。 『16年度の経常黒字20兆円超 リーマン前の水準回復 アジア輸出堅調、原油安も寄与 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS11H0U_R10C17A5MM0000/ 財務省が11日発表した2016年度の国際収支速報によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は20兆1990億円の黒字とな … “デフレの副産物”の続きを読む


瑞穂の国なのに「遺伝子組み換え作物」が…2017/05/12

先月の4月14日、『主要農作物種子法を廃止する法律』案が参議院で可決成立したのをご存知でしょうか。 主要農作物種子法(以下「種子法」)は、主要農作物の優良な種子の生産と普及を促進するための法律であり、これまで、我が国の稲、麦、大豆などの主要農作物の種子(在来種)を良質かつ安価にして生産し普及するよう都道府県に義務付けてきました。 むろん、我が国の食料安全保障を守るためにです。 … “瑞穂の国なのに「遺伝子組み換え作物」が…”の続きを読む


ワシントンコンセンサス市政2017/05/11

過激ネオリベ政党・大阪維新の会(ISIN)の市長を頂く大阪市は、市営地下鉄と市営バスの民営化(株式会社化)を進めています。 いわゆるワシントンコンセンサスに基づく政策を遂行する政党を、私はネオリベ政党と呼んでいます。 ワシントンコンセンサスとは、新古典派経済学の理論を共通の基盤として、米国政府、国際通貨基金(IMF)、世界銀行などワシントンに本拠を置く機関が発展途上国に対して勧 … “ワシントンコンセンサス市政”の続きを読む


予想される韓国政治の混迷化2017/05/10

韓国の新たな大統領に、文在寅氏が選出されました。 『韓国大統領選、文在寅氏が当選確実 9年ぶり政権交代 http://www.asahi.com/articles/ASK593RW2K59UHBI00L.html 韓国大統領選は9日、投開票され、進歩(革新)系の最大野党「共に民主党」の文在寅(ムンジェイン)・前代表(64)が当選を確実にした。(後略)』 韓国は今後、フランスがそ … “予想される韓国政治の混迷化”の続きを読む


実質金利はOECDで最低なのに…2017/05/09

ゴールデンウィーク明けの昨日の朝、東京都や神奈川県内のJR京浜東北線で、急病人が続出するなどして電車が遅れてしまったことから、各駅のホームで人があふれるという異常な事態になった模様です。 また、ほかの首都圏各路線においてもダイヤの遅れがあったといいます。 少なくとも5つの駅で急病人が出たようで、都内では大井町、蒲田、品川、新橋、神奈川県内では横浜駅とのこと。 同じ駅で2人も急病 … “実質金利はOECDで最低なのに…”の続きを読む


脱グローバリズムの流れは止まらない2017/05/08

フランスの大統領選は、親欧州連合(親グローバリズム)のエマニュエル・マクロン候補の圧勝で終わりました。 ルペン氏の率いる国民戦線は、メディアからポピュリズム(大衆迎合主義)だの移民排斥の極右だのというレッテルを貼られての選挙戦でしたので、かなり「分の悪い」戦いになることは想像に難くありませんでしたが、事前の予想どおり、だいぶ棄権票が多かったようです。 一部メディアは、まるでルペ … “脱グローバリズムの流れは止まらない”の続きを読む


実質消費は、19ヵ月連続のマイナス2017/05/07

フランスでは、本日いよいよ大統領選挙の決選投票(投開票)が行われます。 直前の世論調査では、親EU(親グローバリズム)のエマニュエル・マクロン前経済相が優勢のようです。 どこの国でも、反グローバリズムや移民の受け入れ制限を訴える政党は極右扱いされ、得票が伸びないような偏向報道がなされています。 例によって、グローバリズムの欺瞞を訴える国民戦線のマリーヌ・ルペン氏は苦戦しているよ … “実質消費は、19ヵ月連続のマイナス”の続きを読む


経営と経済2017/05/06

先月、財務大臣の諮問機関である『財政制度等審議会』の会長に、経団連会長の榊原定征氏が選任されました。 榊原氏は記者会見で、「消費税率10%への引き上げは絶対に必要」とした上で、「2020年度の基礎的財政収支(プライマリー・バランス)の黒字化目標を堅持する」考えを強く表明しています… 私は、このあまりにも無知極まりない氏の決意を聴いて愕然としました。 改めて「経営」と「経済」は全 … “経営と経済”の続きを読む


閑散とする日本経済2017/05/05

デフレは、国民経済を貧困化させます。 国民経済における経済主体は、政府、家計、企業(金融機関やNPOを含む)、海外の4つに分類されますが、その1つである家計の貯蓄率の推移をみますと惨憺たる結果です。 1998年に日本経済がデフレに突入して以降、家計の貯蓄率の推移は下のグラフのとおりです。 家計貯蓄率は、家計可処分所得から消費支出されずに家計貯蓄に回された額の比率のことです。 ス … “閑散とする日本経済”の続きを読む