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ネオリベラリズム経済2017/12/16

ネオリベラリズム=新自由主義 即ち、自由な競争市場こそが、効率的な資源配分をもたらし経済厚生を最大化する、という理論です。 この理論の学問的支柱が「新古典派経済学」であり、自由化、規制緩和、民営化、小さな政府、均衡財政、自由貿易…これらは常に善である、というドグマです。 1980年代から英米を中心に台頭し、1990年代以降、日本をはじめ全世界で展開されて普及加速していきました。 … “ネオリベラリズム経済”の続きを読む


東京圏に近づく「人口重心」2017/12/11

本日は、「人口重心」について。 人口重心とは、人口の1人1人が同じ重さを持つと仮定して、その地域内の人口が全体として平衡を保つことのできる点をいいます。 具体的な調査方法は、5年に一度の国勢調査です。 例えば、平成27年の国勢調査によれば、川崎市の人口重心は宮前区野川 922 番地付近(野川神明社の西北西180m付近)の位置にあります。 前回調査(平成22 年)に比べて、約40 … “東京圏に近づく「人口重心」”の続きを読む


病床と財政2017/12/09

病院の病床は、医療法によって次の5つに分類されています。 1 「精神病床」= 精神疾患を有する者を入院させるための病床 2 「感染症病床」= 新型インフルエンザ等、各種の感染症の患者を入院させるための病床 3 「結核病床」= 結核の患者を入院させるための病床 4 「療養病床」= 主として長期にわたり療養を必要とする患者を入院させるための病床 5 「一般病床」=  1~4以外の病 … “病床と財政”の続きを読む


脆弱化する日本のインフラ2017/12/07

5年後、我が国では耐用年数を超えるインフラが40%に迫ります。 世界屈指の自然災害大国であるにも関わらず、「日本は借金で破綻するぅ~」みたいな“ありもしない財政問題”がネックとなってメンテナンスを含めたインフラ整備がおざなりにされ続けています。 例えば、昨年一年間に国内で建設された橋は431本ですが、私が生まれる前の1970年には、なんと16,000本もの橋が建設されていました … “脆弱化する日本のインフラ”の続きを読む


市民一人あたりの「税収」と「一般財源」2017/12/06

全国の政令指定都市20市で「市民一人あたりの税収」を2015年度ベースで比較しますと、我が川崎市は、大阪市、名古屋市に次いで第3位です。 市民一人あたりの税収… 1位 大阪市 24万4千円 2位 名古屋市 23万円 3位 川崎市 20万5千円 4位 横浜市 19万8千円 ところが、普通交付税と臨時財政対策債を加味した「市民一人あたりの一般財源」で比較すると、川崎市は20万8千円 … “市民一人あたりの「税収」と「一般財源」”の続きを読む


企業の景況感と実体経済とのギャップ2017/11/25

ここのところ経済ニュースでは、経済成長率、失業率、有効求人倍率、就業者数など、景気の回復ぶりを伝える特定の指標だけが踊っています。 ただし、経済成長率がプラス化しているのは、デフレによってインフレ率(GDPデフレーター)がマイナス化していることによる統計上の理由であり、失業率、有効求人倍率、就業者数が改善しているのは、たんに生産年齢人口(15~64歳人口)比率の低下による人手不 … “企業の景況感と実体経済とのギャップ”の続きを読む


水道事業の民営化という愚2017/11/20

去る通常国会で、水道事業の民営化を目的とした「水道法の一部を改正する法律案」(以下、「改正水道法」)が内閣から提出されました。 通常国会では審議未了となり、現在では継続審議扱いになっています。 この日本には、あくまでも水道事業を民営化することで利益を得たい連中が蠢いています。 あの小泉内閣が進めたネオリベ構造改革によって、もう既に我が国では自治体が水道施設の運用や維持管理業務を … “水道事業の民営化という愚”の続きを読む


R&Dを軽視する日本の政治2017/11/18

去る10月25日、研究開発(R&D)に多額の費用を投入した世界の上場企業トップ1000社ランキングが、米国のコンサルティング会社Strategy&から発表されました。 1位は米Amazon.comで、その額はなんと161億ドル(約1兆8000億円)だとか。 2005年の調査開始以来、ソフトウェア・インターネット企業が1位になるのは初めてのことだそうです。 日本企 … “R&Dを軽視する日本の政治”の続きを読む


正しい喘息対策を妨げているもの2017/11/11

川崎市には、「川崎市の北部は大気が汚染されており、それが原因で北部では成人喘息患者が増えている」と喧伝している人たちがいます。 以前、私が議会質問で事実関係を確認したところ、本市の環境局長から「川崎市北部の大気が汚染されていると言えるような事実はない」という答弁を貰っています。 それどころか、PM2.5(微小粒子状物質)等の大気汚染指標を比較すると、どちらかというと北部よりも南 … “正しい喘息対策を妨げているもの”の続きを読む


川崎市の不思議(大気汚染訴訟と健康都市宣言)2017/11/10

意外と知られていない歴然たる事実ですが、川崎市の大気汚染濃度(SO2等)は、昭和44(1969)年の段階で既に他都市並みに改善されています。 ※SO2とは二酸化硫黄のことで、その主な排出源は工場とされる 下のグラフのとおり、昭和42(1967)年の時点は、確かに川崎市の数値だけが突出していたと言えますが、同年には『公害対策基本法』、翌昭和43(1968)年には『大気汚染防止法』 … “川崎市の不思議(大気汚染訴訟と健康都市宣言)”の続きを読む