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議会報告 02 政治・経済

新たな御代のはじまり2019/05/01    

元号が「令和」へと改まり皇位が継承され、本日(5月1日)これから、今上陛下は皇居で最も格式の高い正殿・松の間において「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」に臨まれます。

愚劣な報道番組、及びそのコメンテーターたちは皇室の何たるかをも知らず、ひたすらワイドショー感覚で皇位継承について論じ、公共の電波を通じて不遜な見解を垂れ流しています。

「皇室について語る資格」が自分自身にあるのかどうか、まずは自問自答してから言葉を選んでほしい。

我が国にとって天皇陛下とはどのような存在であるのか、残念ながら「占領憲法に基づく象徴…」としか今の学校では教えてくれません。

だから「祭祀(宗教ではない)」や「皇統(男系継承)」の意味すら理解していない者が、平然と「元号が変わった今、皇室について考えるいい機会だ」などと偉そうに御託を並べて憚らない。

未だ我が国は占領憲法下にあることを改めて痛感します。

さて、緊縮とデフレの「平成政治」から、反緊縮によるデフレ脱却の「令和政治」へと転換するため、為さねばならない政治課題が山積しています。

例えば、緊縮財政の法律的根拠となっているのが現行の『財政法』と『財務省設置法』です。

具体的には財政法の第4条と第5条、及び財務省設置法の第3条です。

財政法第4条:「国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる」

財政法第5条:「すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れてはならない。但し、特別な事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、この限りではない」

財務省設置法第3条:「財務省(の任務)は、健全な財政の確保…」

財政法の創案者(平井平治・大蔵省法規課長)が、当時の国会で次のように答弁しています。

「戦争と公債がいかに密接不可分の関係にあるかは、各国の歴史をひもとくまでもなく、わが国の歴史をみても公債なくして戦争の計画遂行の不可能であったことを考慮すれば明らかである。〜中略〜 したがって、本条(財政法第4条)はまた、憲法の戦争放棄の規定を裏書き保証せんとするものとも言いうる」

要するに、平井氏によれば「占領憲法第9条を守るためには財政法第4条の規定が必要である…」とのことです。

だから「財政の平和利用も認めない」ということか!

馬鹿な…

不世出の大蔵大臣・高橋是清は、公債発行と財政支出によって我が国を世界恐慌から救ったではないか。

あるいは、第二次世界大戦はヒトラーによるポーランド侵攻からはじまりましたが、ヒトラーは公債発行によって出現したのではありません。

デフレに苦しむドイツ経済からヒトラーは生まれました。

原因と結果、手段と目的、ソフトとハード、それぞれを明確に仕分けした論理的思考が政治には求められます。

新たな御代のはじまりの日に自らを律して…