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議会報告 02 政治・経済

経済成長が必要な理由2019/04/23    

よく次のような、意見とも質問ともつかいないような言葉を投げかけられることがあります。

「なぜ、経済は成長しなければならいのか?」と。

べつに無成長でも「自分の生活には何ら支障は来さない」と言いたいらしい。

とりわけ、いわゆる団塊の世代(昭和22〜24年生まれ)の方々に多く投げかけられます。

戦後の日本において、もっとも経済成長の恩恵を受けてきた世代かと思われるのですが…

少なくとも、平成生まれの人たちは人生の大部分をデフレ経済下で過ごし、経済成長の恩恵など一切受けていない世代です。

彼ら彼女らの多くは、けっして高価でなくとも若者として欲しいものを買うことも出来ず、明日は今日よりも、来年は今年よりも必ず給料が上がるという成長の期待をもったことすらない。

一時は世界経済の18%ちかくを占めるGDP規模を誇った日本でしたが、デフレ経済により平成時代には6%弱にまで凋落してしまいました。

戦後、経済力によってのみ世界的地位を保ち続けてきたものの、平成のたった20年あまりでGDPの世界シェアは三分の一にまで低下してしまったのです。

その一方、しぼむ日本を尻目にGDPの世界シェアを飛躍的に拡大してきたのが、お隣の中国です。

下のグラフをご覧のとおり、1990年以降、GDPの世界シェア比率は約8倍もの拡大です。

成長否定論者の皆様、このことが示す政治的・経済的・文化的・軍事的・国際的な意味をご存知でしょうか。

成長なくして、国民の安全と豊かさを保障する「経世済民」を実現することは不可能なのです。