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議会報告 02 政治・経済

一帯一路は成功せずとも…2019/04/15    

渡英中の習近平氏が体調不良を訴え、直立歩行ができず、言語障害の症状が出た、という噂があります。

中風の症状ではないか、との見方も。

真偽の程は解りません。

イタリアと同じように、イギリス、フランス、ドイツもまた経済的疲弊から中共の一帯一路と5Gに飲み込まれる恐れが出ていますが、中共側(習近平氏)としてもそれを強力に推し進めるためにおそらくは必死なはずです。

もしかして、そのストレスからか…

さて、その中共が進める一帯一路についてですが、もともと中国は地政学的に大国です。

その強みは人口の多さにあり、13億人以上もの人口は世界人口の5分の1を占めるほどです。

しかも、その9割が漢民族なので民族紛争のリスクが低い。

民族紛争というより、例えばチベットやウイグルにおいて既に行われているように、圧倒的な人口力を活かしてエスニック・クレンジングという何とも嫌悪で不愉快な言葉どおりの「民族浄化」が進められています。

例えば人口が10億人を超えるインドには22以上の公認言語があり、最大言語たるヒンディー語使用者が4割を切っているのと比較すれば、より中国の強みが解ります。

歴史的にみて漢民族は常に過剰人口状態にあり、抑え込まなければ膨張します。

そのことが、外国に移住しビジネス網や華僑ネットワークを構築していく動きとなり、国家的にも自らを中心とし周辺国を従わせようとする、いわゆる「中華思想」を生むことになったのだと思います。

ソ連崩壊によって北方への憂いが消え去り、プーチン(ロシア)が地中海への出口を求めてウクライナやシリアに触手を伸ばしたことで米国との関係を冷え込ました結果、いちはやく中共は上海協力機構(中露同盟)を立ち上げ、一帯一路構想を掲げました。

とはいえ、中国はあくまでも地政学的にはランドパワー国です。

ゆえに、一帯(陸の道)のほうはランドパワー国として進めることができても、もう一方の一路(海の道)についてはかなり無理があるように思います。

古今東西、ランドパワーとシーパワーを併せ持った帝国は未だ存在したことなどありません。

ですが、彼の国は一帯一路を現実のものとするため、国家として為すべき経世済民政策を積極的に進めています。

経世済民政策とは、供給能力拡大のための果敢な投資、及び財政支出の拡大による需要創出です。

この一点で、明らかに我が国は彼の国に遅れをとっています。

例え一帯一路が不完全なもので終わろうとも、経世済民政策を怠り小国化する我が国にとっては、経世済民政策を進める中共は大いなる脅威となります。