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議会報告 02 政治・経済

紙幣一新2019/04/09    

政府は、千円、5千円、1万円の各紙幣を一新させることを決めました。

千円札の図柄は北里柴三郎、5千円札は津田梅子、1万円札は渋沢栄一になるとのこと。

紙幣一新の目的は、どうやら「平成」から「令和」への改元機運を盛り上げることにあるらしい。

日本経済新聞は「自動販売機などの関連需要が生まれるため景気刺激の効果もありそうだ」と報じていますが、2000円札発行の時のようにさほどの経済効果は期待できそうにありません。

今日は、改めておカネについて…

千円札、5千円札、1万円札のそれぞれの製造単価をご存知でしょうか?

千円札には千円の価値はなく、5千円札にも5千円の価値はなく、1万円札にも1万円の価値はありません。

千円札の製造単価は15円、5千円札の製造単価は21円、1万円札の製造単価は22円です。

22円の価値しか無い紙切れを、なぜ私たちは「1万円札」として使用できるのでしょうか。

そこにおカネの本質があります。

まず、おカネを金属主義でとらえている人は、「1万円札には1万円としての価値がなければならない」と考えます。

一方、おカネを表券主義でとらえている人は、「紙くずだって、政府が1万円の価値ありと認めれば立派な1万円札だ」と考えます。

次いで、金属主義者は「おカネは使ったら消えてしまう」と考え、なお自国通貨建てである1,000兆円の政府債務を「クニのシャッキンがぁ〜」と騒ぎ立て問題視します。

一方、表券主義者は「おカネよりも大事なのは、国民のモノやサービスを生産する力だ」と考え、なお自国通貨建てである1,000兆円の政府債務などべつに問題視しない。

あなたはどちらでしょうか?

そして、どちらが正解でしょうか?

千円札が15円の、5千円札が21円の、1万札が22円の物質的な価値しかない、という時点で正解は決まっています。