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議会報告 政治・経済

世界で唯一の「エンペラー」 …その22019/01/03    

平成21年11月、米国のオバマ前大統領が初来日されました。

その際、天皇皇后両陛下に対し深々と頭を下げて挨拶されたことをきっかけに、全米各地で炎上騒ぎが起こりました。

「米国大統領たるものが他国の君主に頭を下げるとは何事だ」との怒りの声だったのでしょう。

画像元:THE INCREDIBLE TIDE

昨日(1月2日)のブロクでも申し上げましたとおり、国の代表が国際会議に出る際には、国際的な順位付け(国際儀礼=プロトコール)が明確に存在しています。

1位 皇帝(Emperor)
2位 王(King)、女王(Queen)
3位 大統領(President)
4位 首相(Prime Minister)
…という順序です。

最高位の皇帝(エンペラー)にあたるのは、200近い国がある中で唯一我が日本国の天皇陛下だけです。

天皇陛下のお名刺も「The emperor of Japan」とあります。

即ち、我が国の天皇が「エンペラー」という世界唯一の存在であるため、オバマ大統領は日本式で深々と頭を下げてお辞儀をされたのだと考えられています。

そういえば、エリザベス女王在位60周年記念の昼餐会においても、エリザベス女王の隣りに座ったのは我が国の天皇陛下でした。

さて、もともと「皇帝(エンペラー)」とは、複数の王様を束ねる君主という意味です。

現実的に複数の王様を束ねているわけではないのに、我が国の天皇陛下をどうして国際社会は「エンペラー」として認めているのでしょうか。

その答えは一つしかありません。

それは「万世一系」という奇跡の血統に対する国際社会の「リスペクト」です。

それ以上でもなければ、それ以下でもありません。

最も古い王朝が一系でつながっているのは200近い国の中で我が日本国だけです。

2番目に古い王朝の王として君臨しているのはデンマークのマルグレーテ2世女王陛下で、3番目が英国のエリザベス女王陛下となります。

ただしデンマークも英国も、その王朝は共に一系ではつながっていません。

天皇陛下という存在は、実は国民生活の福利向上にとっても極めて重要です。

なぜなら福祉やインフラ整備などの各種の行政サービスは、ナショナリズム(国民主義=同胞意識)によって支えられているからです。

例えば、ナショナリズムが希薄な中国では、日本のような福祉行政は成立していません。

残念ながら、彼の国の民は「国民」ではなく「人民」なのです。

ふつう「ナショナリズム」は、縦軸としての「歴史」軸、そして横軸としての「経世済民」軸によって成立します。

我が国の場合、その縦軸と横軸の結節点(中心点)に「天皇陛下」という存在があるといっていい。

超自然災害大国である我が国があまたの試練を乗り越えつつ、ここまで堅牢な社会を構築することができたのも、その中心に常に天皇陛下という存在があったからだと確信します。

昨日の皇居・一般参賀は、今上陛下にとって最後の一般参賀となることもあって、早朝から長い列ができたそうです。

なんと平成最多の15万4800人が訪れ、宮殿への陛下のご登場は当初5回の予定だったのすが、さすがに1回増やされました。

しかし、それでも陛下を見ることのできなかった参賀者(国民)が大勢いたことから、天皇、皇后両陛下の強いご意向により急遽もう1回追加されたのだそうです。

私たち日本国民(過去と未来の日本国民をも含む)の象徴として、天皇陛下は常に健全なナショナリズムの中心におられます。