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議会報告 川崎市政

稲田堤駅の橋上駅舎化2018/11/22    

今日はこれから(Am6:30〜)、JR南武線の稲田堤駅に立ちます。

稲田堤駅の橋上駅舎化については、去る7月31日に川崎市とJRとの間で「橋上駅舎化工事に係る施行協定」(正式名称は別)が締結されました。

自由通路の工事延長は71メートルで、有効幅員は5メートル。

付帯施設としてエレベーターが4基、エスカレーターが4基、多機能トイレが設置されます。

今後は施工計画がまとめられた後、工事内容の説明会が地元で開催される予定です。

因みに、総工費は約33億円で、そのうちJRの負担額は約2,500万円です。

行政負担は約32.7億円ですが、そのうち1/3は国庫負担です。

当該事業の完了予定は、5年後の2023年です。

事業推進に支障をきたすことがないよう、議会の立場からしっかりとチェックしていきたいと思います。

一方、JR稲田堤駅の橋上駅舎化事業に一定の目処がついた段階で、次は中野島駅もしくは久地駅の橋上駅舎化事業にとりかかりることになりますが、中野島駅には来年春から臨時改札口が設けられることから、おそらくは久地駅のほうが優先される可能性が大です。

要するに、中野島駅の橋上駅舎化事業は一番後回しになると言うことです。

よって私は、川崎市議会において次のような提言をしています。

どうせ後回しになるのであれば、本格的な駅前広場整備も兼ねて事業化してほしい…と。

三宅構想は以下のとおりです。

中野島駅周辺には、既存の駅舎の西側に生産緑地があり、その線路の向かい側には民有地と市道を挟んで交番があり ます。

これらの用地をうまく組み合わせることで、駅前広場やデッキなどが整備できる空間が生まれます。

例えば、交番のところから線路を越えて生産緑地へとデッ キでつなぎ、そのデッキから改札に入ることができる、という設計が考えられます。

もしもそのような設計での橋上駅舎が可能となれば、現計画に比べて、より地域住民にとって利便性の高い橋上駅舎となります。

また、既存の駅舎の西側にある生産緑地を確保できれば、駅前にバスロータリーを整備することも可能になります。

今後、更なる高齢化が進むであろうこの地域において、中野島駅前ロータリーを中心にバス路線が整備されていくことは、これまた地域住民の生活の利便性をより高いものにしていくものと思われます。

このように言うと、「川崎市の財政は破綻するぅ〜」と叫んでいる人たちから「そんな財源はあるのか?」と言われそうなので、屋上屋を重ねて申し上げます。

川崎市の10年物新発債の利回りは、直近で0.16%で顕微鏡でみないと確認できないほどに低水準です。

もしも川崎市に財政破綻の可能性があるのなら、この金利はもっと跳ね上がっています。

加えて財政力指数は政令指定都市の中でナンバーワン。

ナンバーワン過ぎて、地方交付税の不交付団体になっているほどです。

インフラ投資は地域経済(市内GDP)の押上効果となり、必ずや税収増をもたらします。

むしろ「根拠なき破綻論」によって必要なインフラ投資を抑制することこそ、将来世代に大きなツケを残すことになります。

稲田堤駅であれ、中野島駅であれ、久地駅であれ、もっと早くに「投資」が為されていれば、現在の利用者がこれほどの不便を強いられることはなかったはずです。

例え人口減少となろうとも、否、人口が減少するからこそ、インフラ投資を惜しんではならないのです。