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議会報告 川崎市政

外国人向け医療ツーリズム病院(後半)2018/09/28    

昨日に続き、医療法人社団葵会が川崎市内に開設しようとしている「外国人向け医療ツーリズム病院」(100床)についてです。

ご承知のとおり、民主党政権時代に住民基本台帳法が改正され、外国籍の住民であっても日本国内に3カ月以上滞在すれば「国民健康保険」に加入できるようになりました。

以来、日本国民のナショナリズムによって成立している「国民健康保険」をあきらかに高額医療目的で来日したとしか思えない外国人が最短期間・最小限の保険料支払いで利用できるという信じがたいものになっています。

例えば、下のグラフのとおり川崎市では、14,381人(平成28年8月1日現在)の外国人が被保険者となっています。

因みに、川崎市当局は外国人被保険者の滞在期間や利用金額などを把握するための統計をとっていません。

おそらくこれは全国の自治体が同じような状況だと思うのですが、日本国民のための「国民健康保険」がどれだけ食い物にされるか、ということを全く想定していないのは問題だと思います。

安倍政権は、経済戦略の一環と称して「医療ツーリズム」を推進しています。

また規制改革会議は、医療滞在ビザについて、一定の条件を充たせば申請書類の簡素化や最優先審査等によって申請から発給までの期間を大幅に短縮(できれば即日発給)できるように提案しています。

こうした人たちが我が国に3カ月以上滞在したら「国民健康保険」を受けられるわけです。

ということは、最初の3カ月は自費により「外国人むけ医療ツーリズム病院」で、そのあとはしっかり市内の病院で「国民健康保険」によって高額医療を享受するという流れが定着するかもしれません。

現在のところ葵会さんは「保険診療対象外の病院として開設したい」という意向のようですが、やがてはどうなるかわかりません。

とりあえずは限定的にはじめ、徐々に対象を拡大していくのが規制改革会議の常套手段です。

つまり10年先に「保険診療対象」病院に絶対にならないと誰が約束してくれるのでしょうか。

この問題につきましては、10月5日の決算審査特別委員会の総括質疑において再度質問する予定です。