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議会報告 政治・経済

真の反省とは2018/08/06    

本日、広島に原爆が投下されてから73年目を迎えます。

あの日、11万人以上もの日本国民がお亡くなりになりました。

後遺症での被害者を含めますと20数万人にも及びます。

「原爆投下は、日本がポツダム宣言の受諾を拒否したからだ」みたいなことがよく言われていますが、これもウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(日本国民に罪悪感を持たせるための占領プログラム)の一つでしょう。

ポツダム宣言が発せられたのは7月26日で、翌27日に日本に到着しました。

このとき既に広島への原爆投下命令は発せられていたのですから、ポツダム宣言受諾の遅れとは全く関係がありません。

しかも、広島に原爆が投下される2カ月も前から、既に日本はソ連(よりによって、なぜソ連だったのか?)を仲介として降伏する用意ができていましたし。

日本では国務大臣すらもが「戦争を早く終わらせるためには原爆投下は仕方がなかった」(久間章生、元防衛大臣)などと平然と発言していたほどですが、バカも休み休み言え。

日本がソ連を仲介に降伏を模索している…という情報ぐらい、米国は入手していたであろうに。

それに、降伏寸前の日本に原爆を投下して11万人以上もの非戦闘員を残虐に殺しておいて、3日後さらに長崎に投下する必要性がどこにあったのか。

「早く終わらせるため…」ではなく、ウラン型(広島型)とプルトニウム型(長崎型)の威力をそれぞれ測定するための実験をしたかっただけだと推察します。

広島や長崎が軍港だから狙われたように言われていますが、爆心地はともに市街であって、港なんかじゃない。

そもそも原爆の破壊力からすれば、爆心地が軍港であろうが市街であろうが意味をなしませんし、被害の度合いを正確に測定するには、まだ空襲によって被害を受けていない都市に投下するのが最も効果的だと考えたに違いありません。

それに、多額の費用をかけて開発(マンハッタン計画)したのだから、「使わなければ…」という思惑もあったのだと思います。

また、ソ連に対して軍事的優位に立つため、米国が既に原爆という最終兵器を手にしたことを知らしめる狙いもあったでしょう。

本日は、日本全国いたるところで原爆関連の会合が開かれ「過去の反省にたって、二度と戦争が起こらないように…」という挨拶が為されることでしょう。

しかしながら、なぜ日本は戦争に追い込まれたのか、なぜ日本は負けたのか、これらを真面目に考察しなければ、あの大戦で、なぜ300万人もの日本国民が死ななければならなかったのかが見えてこない。

それを怠り、ただ「戦争の惨禍を嘆き、平和を願う」ばかりでは、反省としては不真面目です。

因みに、原爆投下用として改造が施された爆撃機B-29、エノラ・ゲイ。

エノラ・ゲイは今、人類発展に寄与した象徴的な技術の一つとして、米国が世界に誇るスミソニアン博物館に展示されています。

投下した側には、微塵の反省もない。