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議会報告 川崎市政

議論の経緯と結果を無視する人たち2018/07/23    

自分の考えを述べたり他人の考えを批評したりして論じ合うことを「議論」というのであれば、議論こそは民主制度を正しく機能させるための根幹かと思われます。

議論は、その溝が埋まるときもあれば、埋まらないときもあります。

むろん埋まるまで議を尽くすのが、とりわけ議会を構成する議員が果たすべき最大の責務であろうかと考えます。

ところがこの世には、充分に議が尽くされ、既に勝敗が決着して、それまでの主張の間違いが証明されているにもかかわらず、議論の経緯と結果をことごとく「無視」する人たちがいます。

彼ら彼女らの「無視力」といったら、そら凄いものです。

まるで、それまでの議論など一切無かったかのように、自らの間違った主張を繰り返します。

例えば…

議論の結果を無視する人たち、その1⇒「日本の財政は破綻するぅ~」と言っている人たち。

「日本国債はすべて円建てで発行され、それを日銀が買い取っているから日本政府の負債は縮減されていて、政府純債務対GDP比率はほぼゼロ」という揺るぎない事実を、彼ら彼女らは平然と無視して、懲りず破綻論を繰り返します。

議論の結果を無視する人たち、その2⇒「減債基金を取り崩している川崎市は破綻するぅ~」と言っている人たち。

「財政健全化法に基づく健全化判断指数のどれをみても川崎市は基準を満たし、市が発行する10年債利回りも低下しつづけている。あまつさえ、減債基金を取り崩してはいけないという法律も、減債基金を一括で償還しなければならないという法律も存在しない」という揺るぎない事実を、彼ら彼女らは頑なに無視して、懲りず破綻論を繰り返します。

議論の結果を無視する人たち、その3⇒「川崎市は未だに公害のまちだぁ~」「喘息患者はその被害者だぁ~」と喧伝している人たち。

「昭和40年代の段階において、川崎市の大気汚染濃度はどれをとっても既に他都市並みで、国が行った大規模な疫学調査、そして名だたる専門家たちが大気と喘息との因果関係について疑問を呈し、それよりも正しいアレルギー性疾患対策の普及啓発のほうが重要だ」とされて久しいのに、未だ彼ら彼女らは「川崎は未だ公害の街だぁ~」とか「喘息の原因は大気汚染だぁ~」とかを繰り返しては川崎の名を貶めています。

他にも、「憲法9条が日本に平和をもたらしたぁ~」もそうです。

話しは全く逆で、冷戦構造、あるいは米国による一極秩序という地政学的環境によって日本が運よく平和だったからこそ“憲法9条”が存在できた」のです。

このような“無視され事例”には、枚挙にいとまがありません。

結局のところ、どんなに議を尽くしても、どんなに論破されても彼ら彼女らの結論は同じ。

議論の結果を無視する自由をも、民主主義は認めているのでしょうか。

そんなはずはない。