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議会報告 政治・経済

米国様のためのイラン制裁!?2018/06/28    

トランプ米政権は「イランへの史上最強の制裁」(ポンペオ国務長官)を実施すべく、各国に対しイラン産原油の輸入をゼロにするよう求めています。

『米、イラン産原油の輸入停止要求 日本含む世界各国に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32255050W8A620C1MM8000/

米国がイランに対する経済制裁の一環で、世界各国に同国産原油の輸入を11月4日までにゼロにするよう求めていることが26日、わかった。「適用除外はない」としている。すでに日本に輸入停止を要請したことも米国務省高官が同日、明らかにした。日本政府は古くからイランと友好関係を築いてきている事情を米側に説明し、輸入停止を回避したい考えだ。(後略)』

日本を含めた同盟国には既に要請済みで、今後は中共やインドにも協力を求めていくとのことです。

オバマ政権時代の「(イランとの)核合意」を一方的に破棄しておいて、今度は史上最強の制裁だという。

当時、米国がイランと核合意した背景には、IS(イスラム国)問題がありました。

空爆だけではどうしてもISを掃討しきれず、とはいえ多くの米兵を死に至らしめることになる地上軍は投入できない。

ご都合主義で紛争に火をつけたくせに、思いのほか勢いよく燃え上がり過ぎたのか、今やそれを消すだけの意志も能力もない。

そこで米国がすがりついたのが、なんとイランでした。

同じイスラム教でもイランはシーア派で、ISはスンニ派です。

米国は、敵の敵は味方方式によって、イランの革命防衛隊にIS掃討のための地上軍投入を依頼、その見返りとしてイランと核合意した、と言われています。

イラン革命防衛隊の力を借りて、ほどよくIS掃討が実ったと思ったら、今度は手のひらをかえしてイランとの核合意を一方的に破棄する。

蒋介石を陰で支援しシナ事変を煽っておきながら、日本に対しては「停戦して大陸から撤退せよ」と言っていたあの頃と何らこの国は変わっていない。

米国は11月4日までに制裁を実施するよう日本などの同盟国に協力を求めています。

むろん、協力しなければ例外なく二次的制裁を科すと脅しています。

因みに、我が国のイランからの原油輸入は全体の約5%で、イランの輸出依存度は19.3%です。

さて、安倍政権はどうでるのでしょうか。

米国様の言いつけどおり、イランに制裁を課すのか。

それとも、揉み手しながら「勘弁してくれませんか」と、米国様のご慈悲を乞うのか。

あるいは、事態が急変するまで何もせずとぼけているか。