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議会報告 政治・経済

ジャイアンには文句を言えないスネ夫くん2018/06/21    

良い意味につけ、悪い意味につけ、現在の世界は米国を中心に動いています。

それを肯定する気も否定する気もありません。

ただ「現実はそうだ」と言っているだけです。

覇権国としての意志と能力を喪失しはじめているとはいえ、未だ米国のGDPは世界全体の25%を占め、70以上の国や地域に約800ヵ所の軍事基地を展開しており、建前的にも未だ「世界の警察官」を自任しています。

その米国の政治的、経済的、軍事的な動向が、世界に与える影響が大きくなるのも当然と言えば当然です。

とりわけ日本みたいに、安全保障を米国に依存し、米国が主導するグローバル経済に完全に組み込まれている国は、他国以上に米国の動向に振り回されることになります。

独立を失って以来73年を経てもなお、占領憲法(現行憲法)を押し戴く隷属国家の悲しい現実です。

さて昨日(6月20日)、EU(欧州連合)の欧州委員会が、米国の鉄鋼・アルミニウム輸入関税への対抗措置として、22日から農産物などの米製品に25%の関税を課すと発表しました。

ロシアもまた、米国の鉄鋼とアルミニウムの輸入関税に対抗し、一部の米国製品に対して輸入関税をかけると発表しています。

このように欧・ロ・中が足並みをそろえて一斉に対米報復関税措置をとっているわけですが、それを主導しているのはおそらく中共かと思われます。

各国各地域が対米報復関税の措置をとっているなか、まったく報復措置をとることができない国、それが我が日本です。

そりゃぁそうですよね。

拉致問題を含め北朝鮮対応においても完全に米国様に依存しきっている日本が、その米国様に対して「貿易については報復させて頂きます」なんて言えるわけもない。

政治、経済、軍事(安全保障)は常に一体なのです。

最近、トランプ米大統領が“ジャイアン”に、安倍総理が“スネ夫”に見えてしまうのは私だけでしょうか。