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議会報告 川崎市政

JR南武線中野島駅の橋上駅舎化2018/02/18    

昨日のブログの続きですが、JR南武線の溝ノ口駅以北(溝ノ口駅~矢野口駅)については連続立体交差事業の見込みが立たないため、というか、ほぼ具現化不可能であることから、溝ノ口駅以北の各駅(津田山駅、久地駅、宿河原駅、中野島駅、稲田堤駅)を橋上駅舎化で対応することになりました。

工事及び鉄道運行の安全性を確保する観点から、各駅を同時に橋上駅舎化(工事)することはできません。

よって、優先順位をつけて対象となる駅をそれぞれ橋上駅舎化する予定です。

現在は津田山駅の橋上駅舎化が進められており、来年(2019年)の春ごろには北口が一部使用開始され、その翌年(2020年)の春ごろには全体が完成する予定になっています。

本市の『南武線駅アクセス向上方策案に基づく今後の取組』によれば「橋上駅舎化による効果がより高いとされる駅から順次整備していく」とされており、順番的には津田山駅の次は稲田堤駅の橋上駅舎化事業が計画されています。

稲田堤駅については、現在、事業用地を確保するための用地買収が進められており、津田山駅の橋上駅舎化に一定の目途がつき次第、工事が行われる予定です。

稲田堤駅の次は、中野島駅か久地駅のどちらかになるわけですが、中野島駅については駅の北側に暫定的な臨時改札口(開設時間⇒平日の7:00~8:30、16:00~19:00)が設けられるため、おそらくは久地駅が優先されることになります。

そこで私は、中野島駅の橋上駅舎化について新たな提案を行うため、去る12月議会の一般質問に立ちました。

前述のとおり、『南武線駅アクセス向上方策案に基づく今後の取組』によれば、中野島駅については、橋上駅舎化整備までの暫定的な措置として、北側の既存ストックを活用して臨時改札口を設置するとされています。

とはいえ、最終的な目標である橋上駅舎化については、先にも述べたような事業進捗上の課題を抱えており、かなりの時間を要します。

これまで私は、街の活性化のためには、街の中心的都市施設である駅と駅前広場の整備充実が必要であると強く提唱して参りました。

よってこの際、中野島駅の橋上駅舎化に時間を要するのであれば、駅前広場もセットで整備を検討すべきではないかと考えます。

中野島駅については、総合計画などで当該駅周辺を拠点地区とする位置づけがないため、計画上の優先順位としては極めて低いものになりますが、将来的な視点で考える必要があろうかと思います。

そこであえて私は、次のような問題提起をさせて頂きました。

中野島駅周辺には、既存の駅舎の西側に生産緑地があり、その線路の向かい側には民有地と市道を挟んで交番があります。

これらの用地をうまく組み合わせることで、駅前広場やデッキなどが整備できる空間が生まれます。

例えば、交番のところから線路を越えて生産緑地へとデッキでつなぎ、そのデッキから改札に入ることができる、という設計が考えられます。

もしもそのような設計での橋上駅舎が可能となれば、現計画に比べ、より地域住民にとって利便性の高い橋上駅舎となります。

また、既存の駅舎の西側にある生産緑地を確保できれば、駅前にバスロータリーを整備することも可能になります。

今後、更なる高齢化が進むであろうこの地域において、中野島駅前ロータリーを中心にバス路線が整備されていくことは、これまた地域住民の生活の利便性をより高いものにしていくものと思われます。

そこで私は、次のことを所管局長に質問しました。

質問(三宅隆介)
「用地取得や財源の問題は別の議論として、橋上駅舎化に併せ、仮にそのような設計で整備しようとした場合、法令の規制や物理的な制約などの要素や問題はあるのかどうか?」

答弁(まちづくり局長)
「西側用地の活用を想定した場合、現時点では法令の規制や物理的な制約はないものと認識しております」

用地取得や財源の問題など、かなり高いハードルがありますが、所管局長の答弁によれば、構造計画上、物理的あるいは法律的な問題は生じないということです。

現在、川崎市が進めている既存計画が事業化されるまでには、まだ若干の時間的猶予がありますので、引き続き、粘り強く建言させて頂きたいと思います。