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議会報告 政治・経済

新自由主義者の枕の下2018/01/02    

正月元旦から二日かけて見る夢のことを「初夢」と言い、大晦日から元旦にかけて見る夢は初夢とは言わないそうです。

どんな初夢を見たかによって、その一年の運勢を判断しようというのが古来からの風習になっています。

皆さまは、どのような初夢をご覧になりましたでしょうか。

よく言われているように、吉夢の代表は、いわゆる1「富士」、2「鷹」、3「茄子」です。

対して凶夢の代表が何なのかはよく解りませんが、「獏枕」(ばくまくら)といって獏を描いた紙を枕の下に敷いて寝ると凶夢を見ないとされています。

どうやら獏は悪い夢だけを食べるようです。

また、宝船の絵を枕の下に敷いて寝ると吉夢を見るとも言われています。

宝船の絵を枕の下に敷く風習は江戸時代ごろに広く普及したそうですが、明治のころにすたれ始めたようです。

とはいえ、今でも地方のほうではお正月になると宝船の掛軸を飾る家がかろうじて残っています。

文化や風習は都市部からすたれ、人里離れた集落においてかろうじて残るもののようです。

その「人里離れた集落」を「容赦なく切り捨てよ!」というのが、いわゆる新自由主義です。

彼らに言わせれば「地方に分散した集落を大都市に集約すれば、行政機構もインフラ施設も集約され、カネのかからない日本ができるじゃないか」ということになります。

新自由主義者にとって最も大事なものは「カネ、カネ、カネ」であって、文化や伝統の継承や、均衡ある国土の発展によって全ての日本国民の防災安全保障を確立することなんてどうでもいいわけです。

ひょっとして新自由主義者は毎日、枕の下に一万円札でも敷いて寝ているんじゃないでしょうか。

しかしながら「カネ、カネ、カネ、」というわりには、世の中を貧乏にしているのが新自由主義(=グローバリズム)です。

グローバリズムを制限したブレトン・ウッズ体制時代(1950~1973)と、グローバリズムを促進したワシントン・コンセンサス体制時代(1980~2009)とで、経済成長率を比べてみると、下の表のとおりになります。

ワシントン・コンセンサス体制こそ、新自由主義体制そのものです。

本年も、新自由主義との闘いは続きます。