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議会報告 政治・経済

高まるテロリズムの脅威2017/11/01    

日本時間の本日早朝、ニューヨーク・ハッタンでテロが発生しました。

『NYで車突入テロ、8人死亡 容疑者を拘束
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22970380R01C17A1000000/?dg=1&nf=1

ニューヨーク・マンハッタン南部で10月31日夕(日本時間11月1日早朝)、ピックアップトラックが自転車専用道に突入し、ニューヨーク市当局によると、8人が死亡して11人が重傷を負った。ニューヨーク市警は容疑者を拘束した。デブラシオ市長は「卑劣なテロ行為だ」と非難し、米連邦捜査局(FBI)もテロ事件として捜査を始めた。(後略)』

一部の米メディア筋によれば、容疑者がアラビア語で「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだとの目撃証言があると伝えていますが、詳細はまだ判らないようです。

日本国民にはあまり実感が湧かないのかもしれませんが、世界では益々もってテロリズムの脅威が高まっています。

下のグラフのとおり、昨今ではなんと年間1万件以上のテロが発生しています。

「21世紀はテロリズムの世紀になるであろう‼」とまで言い切る識者もおられます。

もしかすると21世紀のテロによる被害者数は20世紀の戦没者数に匹敵するのではないかとさえ言われています。

テロリズムの実態が、なかなか世に広まらないのはメディア・バイアスがかかって大規模なテロ事件しか報道されていないこともあるのでしょう。

下のグラフ(死者数別テロリズム発生率)をみますと、なるほど世界で発生しているテロの8割以上が死者数0~10人規模のものです。

メディア・バイアスによって報道されていないだけで、私たちの知らないテロ事件がたくさんあるということです。

先日、ついにIS(イスラミック・ステート)の本拠地であるシリアのラッカが陥落しました。

一部メディアは「ラッカ陥落によってISの活動は大幅に制約されてくるのではないか」と報道していましたが、私の解釈はまったく逆で、むしろ本拠地を失ったISは世界に散らばりテロの脅威はこれまで以上に各国各地で高まっていくものと推察します。

むろん、我が日本国においても。

グローバリズムの進展によって、ヒト・カネ・モノの国境を越えた移動の自由が最大化されてきましたが、とりわけ我が日本は未だ欧米ほどにはその弊害が顕著になっていないがゆえに、テロや所得格差の問題に対する関心が希薄なようです。

どこかの総理大臣が「もはや国境にこだわる時代は終わった…」と得意げに言っていましたが、世界は今や「やっぱり国境って大事じゃね…」という時代に入りつつあります。