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議会報告 政治・経済

軍事(地政学)と経済は常にワンセット2017/09/27    

北朝鮮情勢は、一触即発の危機が続いています。

グアムに配備されている2機(B1とF15)の米軍戦闘機が、23日深夜から24日未明にかけて、北朝鮮東方の国際空域を海の南北境界線である北方限界線の北側まで飛行したのことです。(米国国防総省発表)

それら米軍戦闘機の飛行に対し、北朝鮮が全く対応措置をとっていなかったとのことです。(韓国国家情報院発表)

北朝鮮は飛行自体に気づいていなかった可能性が高く、であるとすれば北朝鮮の脆弱な防空体制が露呈された、と産経新聞は報じています。

事の真偽はともかく、それらの情報を我が国の自衛隊ほか関係機関が、独自のリソースで収集・分析できているのかどうかが問題です。

実態は、ほとんど米軍任せなのでしょう…

それにしても、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は酷い。

韓国文政権は21日、北朝鮮に対する800万ドルの人道支援をすると決定したと同時に、今度は、なんと1兆ウォン(約1000億円)の資金を北朝鮮に提供することをも決めました。

対北支援として南北協力基金財団を設立し、金剛山観光の開発助成を含む経済開発資金を提供するというのです。

韓国統一省は「支援の時期と規模は南北関係の状況などを総合的に考慮し進めていく」と言っている一方、安倍総理は文大統領との電話会談で「支援時期を考慮するように…」と伝えているようですが、なぜこの時期に決定するのか。

これって明らかに国連による対北制裁決議違反ではないのか!

韓国はテロ支援国家である、と批判されても仕方のないことでしょう。

一説には、文大統領は北朝鮮主導による南北の統一を望んでいる、とも言われています。

もしも核をもった反日統一朝鮮が成立してしまうと、我が国にとっては最悪の事態です。

核をもった統一朝鮮、核をもったロシア、核をもったChina、いずれも「腹に一物」の国家です。

狭い海を隔てて、それら3カ国と国境を接しなければならない我が国は、その一方で安全保障をこれまた「腹に一物」の米国様に依存しているわけです。

これから米国は、日本との二国間FTA(自由貿易協定)を締結しようとしています。

むろん、日本から様々な譲歩を引き出そうと躍起です。

交渉では、当然のことながら今回の北朝鮮危機を最大限に活用することでしょう。

安倍総理の言う「日米安保を強化すれば国防は盤石です」とは、「その代わり経済交渉で米国様に譲歩させて頂きます」と言っているに等しい。

安全保障を他国に依存するということはそういうことです。

軍事(地政学)と経済は、常にワンセットなのです。