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議会報告 政治・経済

総理に望む3点セット2017/09/13    

昨日(9月12日)、安倍総理は日本経済新聞のインタビューで、物価安定目標について従来通り「2%」を堅持する姿勢をお示しになられたそうです。

『首相「物価目標2%堅持」 核保有容認論はけん制
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDC12H2Y_S7A910C1EA2000/?dg=1

安倍晋三首相は12日の日本経済新聞のインタビューで、物価安定目標に触れ、従来通り「2%」を堅持する姿勢を改めて示した。「(アベノミクスで)経済の好循環は確実に生まれている」とし、政府と日銀との緊密な連携に問題はないとの考えを強調した。(後略)』

堅持…という言葉を辞書で調べてみますと、「(考え・態度を)かたく守って譲らないこと」とあります。

「守って譲らない」のですから、今現在が2%であり、それを堅持する、と言うのであれば理解できます。

しかしながら…

我が国の物価水準を時系列でみますと、下のグラフのとおりまことに残念な結果です。

日銀が指標としているコアCPI(生鮮食品を除く総合消費者物価指数)であれ、コアコア(生鮮食品とエネルギーを除く総合消費者物価指数)であれ、物価水準は2%どころかゼロ%台です。

これでよく「2%を堅持したい…」と言えたものですね。

加えて「(アベノミクスで)経済の好循環は確実に生まれている」とまで仰せです。

上のグラフのごとく物価が上昇せず、実質賃金も下がっていることから、家計の消費マインドは恐ろしいほどに冷え込んでいます。

更には、政府による緊縮財政がデフレ(需要不足)に拍車をかけていることから、企業は新たな投資を抑制し内部留保を溜め込み、資金需要に乏しくなった金融機関は借り手不足で苦しんでいます。

企業も家計も金融機関もジリ貧です。

安倍総理は、あくまでもこの現実を認めたくないのでしょう。

総理のみならず、詰まるところ野党もメディアも同様です。

とはいえ、現実を現実として、危機を危機として認識しなければ、やがて我が国は茹でガエルのように亡国に至ります。

※茹でガエル…冷たい水にカエルを入れて徐々に熱を加えていくと、カエルはその熱さに気づかず、やがては茹で上がって死んでしまうことの例えです。

まさに現在の我が国は、その茹でガエル状態です。

負けを負けと認めずに亡国(主権喪失)に至ったという点で、大東亜戦争末期の日本と全く同じ道を辿ろうとしています。

歴史は繰り返されるのでしょうか。

否、絶対に繰り返されてはなりません。

よって是が非でも、
① プライマリー・バランス2010年黒字化目標の破棄
② 消費税増税の凍結もしくは減税
③ 10~15兆円規模の大型補正予算

この3点セットを安倍総理にはご決断を頂きたい。