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議会報告 政治・経済

グローバリズムという植民地化2017/08/18    

先日のフランスに続き、今度はスペインのバルセロナでテロが発生しました。

カタルーニャ自治州のプチデモン首相によれば、車両が歩道に突っ込み、歩行者らは少なくとも12人が死亡、なお80人が負傷したとのことです。

地元警察がテロ関連容疑で2人を拘束したものの、運転していた実行犯は逃走しているようです。

過激派組織IS(イスラム国)は「ISの戦士が攻撃を実行した」と犯行声明を出しています。

ヒト、モノ、カネの国境を越えた移動の自由を最大化させるのがユーロ・グローバリズムである以上、ユーロ加盟国にとって、テロリストの域内への侵入を防ぐのは至難の業です。

テロリズムの問題のみならず、今や国境を否定するグローバリズムは明らかに限界に達しています。

そもそも国民の様々な安全保障を維持するための基盤こそが「国境」です。

それを否定しているのですから、EUの混迷は必然です。

世界的な潮流としてグローバリズムそのものが見直されているにもかかわらず、TPPの批准、構造改革、外国人労働者の受け入れ拡大、ビザの発給要件の緩和、母国語軽視の英語教育強化などなど、周回遅れでグローバルリズムに突き進んでいるのが残念ながら我が日本国なのです。

国境を否定するグローバリズムに突き進むということは、即ち国民主権を放棄することを意味しています。

そりゃあそうですよね、各種の協定や条約によってその国の主権を制限していくのがグローバリズムなのですから。

グローバリズム、国民主権、民主主義の3つは同時に成立しえない。

ダニ・ロドリックはそれをグローバリズム・パラドックスと言いました。

それに、お隣の韓国を見よ。

既にグローバリズムの植民地状態です。

日本による統治は朝鮮半島にインフラを含め文明をもたらしましたが、グローバリズムによる統治は「1% vs 99%」のごとき貧富の格差と多くの自殺者をもたらしています。

我が国では、そんなことも知らないナイーブ(幼稚)な人たちが「これからはグローバル化の時代だ」と言って喜んでいます。