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議会報告 政治・経済

北朝鮮危機は続く2017/04/17    

昨日(4月16日)、北朝鮮がミサイルを発射しました。

しかし、ICBM(大陸間弾道ミサイル)ではなく、中距離弾道ミサイルだったとのこと。

しかも、失敗。

うーん!?、おそらくは北朝鮮による「故意の失敗」ではなかろうか。

国際政治は各国の「威信=dignity」によって成り立っています。

米朝双方の威信さえ保たれれば、軍事衝突なしに危機が回避される可能性は高まります。

北朝鮮にとっては、米圧に対して全面的に屈服したわけではない、という僅かながらの威信を保ちたい。

そこで、記念日を避けての失敗…これでは米国にとって即時に報復するほどの理由にもなりません。

故意であったかどうかは別として、既に国家安全保障担当のマクマスター米大統領補佐官は、米国が軍事行動を起こす可能性は低い、という見解を示しています。

『北朝鮮ミサイル発射、米国は中国などと対策検討=大統領補佐官
http://jp.reuters.com/article/northkorea-usa-idJPKBN17I0VB

マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日、北朝鮮による弾道ミサイル発射について、米国が同盟国や中国とさまざまな対応策を検討していることを明らかにした上で、軍事行動を起こす可能性は低いことを示唆した。(後略)』

さて、それで本当に米国の威信が保たれることになるのかはわかりません。

しかし唯一確かなことは、北京政府には北朝鮮にミサイル発射を踏み留まらせる力はなかった、ということでしょうか。

いずれにしても今後とも、北朝鮮が核実験とICBMの開発を進める限り、北朝鮮危機は続きます。

大量破壊兵器の拡散(核の脅威)と非対称脅威の攪乱(テロゲリラの脅威)は、引き続き世界の二大脅威です。

その脅威に対して、集団安全保障の一翼を担う主権国家としての日本国がどのようにその責務を果たしていくのか、という議論と覚悟がまさに求められています。

もはや戦後ではないのです。