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議会報告 政治・経済

戦々恐々とする人民元相場 !?2017/03/13    

先週の金曜日(3月10日)、2月の米国雇用統計が発表されました。

ロイターによると好調さが確認されたことから、いよいよ米国(FRB)の利上げが迫っています。

『米国株が小幅続伸、好調な雇用統計で月内利上げ観測強まる
http://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-idJPKBN16H2R1

米国株式市場は小幅続伸。朝方発表された米雇用統計は米経済が勢いに乗っていることを示し、米連邦準備理事会(FRB)が来週利上げに動くとの見方を支えた。(後略)』

さて、この米国の利上げは、世界の安全保障環境と経済にいったいどのような影響を及ぼすのでしょうか。

我が国では円安になって株価が上昇するのか、それとも円買い巻き戻しが発生してむしろ円高になった株価が暴落するのか、いまのところ予測困難です。

以前、FRBが量的緩和を終えて金利が上昇した際、ドル高=円安が進むのかと思いきや、むしろ円高になりました。

理由は次のとおりです。

利上げ以前、外国人投資家は金利の安い円を借り、それをドルに両替し、それをまた新興国通貨に両替して資本投下していました。

これを円キャリートレードと言います。

一転して米国が量的緩和を終えて金利が上がりはじめると、新興国へ資本投下されていた資金が米国に戻りはじめたと同時に円も買われました。

外国人投資家が日本で借りた「円」は、当然ながら「円」で返さねばならないからです。

なので為替相場では円が買われて円高になるわけです。

これを円への「巻き戻し」と言います。

次の米国の利上げが、この「巻き戻し」をもたらすかどうかは予測不能です。

それよりも興味深いのはシナの人民元です。

米国が利上げをすると、まちがいなく人民元安になります。

それをどれだけ買い支えることができるのか。

彼の国は今でも人民元安圧力を押しとどめるに必死です。

下のグラフのとおり、シナの外貨準備高は2001年のWTO加盟以降、うなぎのぼりで増えてゆき今や世界一です。

ただし、これをどのような金融資産で保有しているのかは不明です。

そのほとんどが米国債であるとも言われていますがわかりません。

即ち、ドルをどれだけ持っているかが不明です。

それなりのドルを保有していないと、人民元を買い支えることは困難でしょう。

どれだけのドルを保有しているのかが見ものです。