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議会報告 政治・経済

私の反撃行動2017/02/14    

テレビは真実を映さない。

そこに映しだされるのは、料理番組、旅番組、娯楽番組、韓流ドラマが主たるもので、ニュース番組は事実の一面だけを取り上げて真実を捻じ曲げていく。

結果、国民が知るべき真実は視聴率に都合の良いように加工され、「誤った巷の見解」が醸成されていきます。

例えば…

人口が減る日本は成長しない成長しないから行政は支出を減らせ日本はもっと国を開いてグローバル化すべき日本は公務員が多い日本の年金は破綻する日本の公共インフラは既に充実している日本は借金大国で破綻する

これらは悉くテレビによって醸成されてきた「誤った巷の見解」です。

今朝もまた、某テレビ番組で「アベノミクス効果で株価が2万円台を目前にしました」やっていました。

『日経平均前引け、104円高の1万9483円
http://www.nikkei.com/news/category/economy/

13日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前の終値は前週末比104円45銭高の1万9483円38銭だった。日米首脳会談を波乱なく通過したことから買い安心感が広がり、鉄鋼株や機械株、海運株などが上昇した。(後略)』

記事のとおり、株価は確かに続伸しています。

ところが今朝の番組も「株価が上昇した」という事実の一面をつかって「それがアベノミクス効果によって上昇した」と嘘を付け加えて報道するわけです。

しかもその番組の解説者は「最近は実質賃金も上がってるんですよ」とか、恥ずかしげもなく嬉しそうに言っていました。

こういうのを恥の上塗りというのでしょうか。

まずは、実質賃金について申し上げます。

実質賃金とは物価変動の影響を除いた賃金のことです。

実質賃金が上昇するということは、稼いだ給料でモノやサービスをたくさん買うことができるようになる、ということです。

即ち、国民が豊かになる、ということです。

ただし、物価の上昇以上に額面の給料が上昇する。

これが正しい実質賃金の上昇です。

ところが昨今の実質賃金上昇の理由は、たんに物価が下落し続けていることにあります。

額面の給料が変わらずに物価が下落すると、統計上は実質賃金が上昇してしまうのです。

この場合はインチキ「実質賃金の上昇」です。

物価が下落するということは「モノやサービスの購入量が増えていない(減っている)」ということですので、デフレが継続している状態です。

どんなに金融経済(株価)が良くなったところで、実体経済がデフレでは意味がないでしょうに。

これも再三とり上げていることですが、日本の株価は為替に連動しています

なぜなら、日本の株式市場の主要なプレーヤーは海外投資家だからです。

海外投資家にとって、円安は買い、円高は売り、なのです。

ここのところ株価が上昇しているのは、トランプ相場でドル高(円安)が進んでいるだけです。

アベノミクス効果とは一切関係がありません。

下のグラフは、昨年の1月4日から今年の2月9日までの日経平均株価と為替の推移です。

ご覧のとおり、ほぼ同じ動きです。

真実を伝えようとしないテレビ(マスコミ)に対し、誠に微力ながら私はこれからも「反撃行動」を続けます。