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議会報告 政治・経済

グローバリズムに最も適さない国2017/01/01    

丁酉の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます!

元日ですので、我が国のリーダーがどのような所感をお持ちになっておられるのか、さっそく安倍総理の年頭所感を読んでみました。

読んでみて、改めてこの御仁が「戦後の人(政治家)」であることを痛感しました。

この種の人たちが必ず口にするのは・・・

1)終戦の焼け野原から見事に復興した日本は凄い

2)復興したけど、未だ日本社会は閉鎖的だから欧米を見習うべき

3)日本が平和だったのは日米同盟によって米国様が守ってくれたから

・・・・

結局、彼らの思想的起源は常に「昭和20年8月15日」なんです。

日本の歴史で最も素晴らしい時代はいつですか? と尋ねたら、きっと「戦後(昭和20年8月15日から今日まで)の日本です」と言いそうです。

反日左翼系の人は別として、意外にも巷での安倍総理に対する評価は高いようです。

例えば先日も、「安倍総理は外交で成果を上げている」とか、「安倍総理は経済で頑張っている」とか、「政権が安定していていい」とか、「なんだかんだ言っても民進党よりはマシ」とか言う声を耳にしました。

民進党と比較してもらえるのだから、安倍総理も楽でいいですね。

外交の成果って言いますが、ロシア外交で何か進展はありましたっけ。

進展どころか、下手をすると北方4島の主権をロシアに認めたまま経済協力をさせられる可能性すらでてきたんじゃないですか。

真珠湾でのスピーチで総理は「アメリカ国民の寛容の心」にえらく感動してるって言ってましたけど、そんな寛容な人たちが、なぜ日本を干上がらせるために石油を止めたのでしょうか。

総理が「そこは私に沈黙をうながす場でした」とか言ってた真珠湾の『アリゾナ・メモリアル』は、チャイナの『南京虐殺記念館』みたいなもので、「善の米国が悪の日本と戦った」と喧伝するためのプロパガンダ施設です。

次は、『南京虐殺記念館』にでも行くのですか?

それに安倍総理は、デフレ脱却を公約に掲げておきながら、消費税増税と緊縮財政によってデフレを更に長引かせ、私たち国民を貧しくしています。

さらには、派遣労働の拡大、電力自由化、発送電分離、農協改革、診療報酬の削減、介護報酬の削減、外国人労働の受け入れ拡大などなど、小泉純一郎政権顔負けの勢いで構造改革を推し進めて日本国民の各種安全保障を壊しています。

構造改革は、ネオリベラリズム(新自由主義)に基づき、「所得」ではなく「資本利益」で稼ぐグローバリストたちをる儲けさせることを目的にしています。

そしてグローバリストたちにとって国境(国家及び政府規制)は邪魔な存在です。

しかし国家や政府規制は、「所得」で暮らす国民を守るための機能を果たしています。

といって私は、すべての国が鎖国をしろ、と言っているのではありません。

「各主権国家同士がお互いの国境や国状を尊重し合い、それぞれに貿易交渉や経済交流、あるいは安全保障協力を行っていきましょう、そうした国際的関係のほうが人類にとって有益な事ではありませんか」と言っています。

世界の潮流をみても、今まさにグローバリズムは行き詰まっています。

昨年のブレグジットトランプ米国大統領の出現は、それを物語っています。

にもかかわらず、我が国では未だグローバリズムを前提とした政治が安倍総理のもとで行われています。

我が国は「一国家一文明」という最もグローバリズムに適さない国であるのに。

とはいえ、グローバリズム派も必死です。

世界的にみても、今年はおそらく「グローバリズム派」 「国民国家派」が激しく鬩ぎあう1年になるのではないでしょうか。

私はもちろん、国民国家派として力強く行動して参ります。