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議会報告 川崎市政

安心してください。大気はきれいですよ!2016/12/25    

昨日(12月24日)、とある市民の方から「この地域(川崎市北部)は大気汚染が酷いと聞きました。市として何か対策を講じられているのですか?」というお問合せを頂きました。

このブログは、川崎市民以外の方も多く読んでおられますので、少し解説させて頂きます。

私が住んでいる川崎市多摩区は川崎市の北部に位置しています。

昭和47年に川崎市が政令指定都市に移行したのに伴って生まれた区で、昭和57年に区の北西部が麻生区として分区されて現在に至っています。

多摩区の北側には多摩川が流れ、南側には多摩丘陵と緑が広がる自然豊かな地域です。

「多摩川梨」の栽培で知られておりますとおり、かつては農村地帯としての景観を多く残していました。

その後、都心への交通アクセスなど立地条件に恵まれていることもあって、大規模な宅地開発などが進みました。

約117ヘクタールにも及ぶ広大な生田緑地には、東日本の代表的な古民家を集めた民家園や世界最高水準のプラネタリウム等々、子供から大人までが楽しむことのできるレジャー空間があり、美しき多摩川のほとりには多くの人々の学びと憩いの場として定評のある二ケ領せせらぎ館があります。

そして、ドラえもんをはじめとする藤子キャラに出会うことのできる話題のスポットとして藤子・F・不二雄ミュージアムもあります。

このように多摩区には魅力的なスポットが多数存在しています。

しかしながら、その一方で「川崎北部では大気汚染が進行していて喘息患者が増えている」という、根拠なき喧伝が一部市民団体によって行われています。

川崎市議会の質疑で、私がその事実関係を環境局長に確認しましたところ、そのような事実はない」との明確な答弁を頂いておりますのでご安心ください

昨日、私に質問された市民の方の情報源も、おそらくこの手合いかと・・・

川崎は未だ「大気が汚れている公害のまち」であるかのごとく吹聴する人たちがおりますのでご注意ください。

繰り返しますが、そのような事実はございません

例えば、川崎市のSPM(浮遊粒子状物質)濃度は基準値以下です。

下のグラフのとおり、川崎市のそれは他都市平均を下回っています。

もしそれでも川崎市が「公害のまち」であると言うなら、お隣の横浜市はもっと「公害のまち」ということになってしまいます。

因みに、識者によればPM2.5の約6割はチャイナ大陸からの越境汚染だと言われております。

昨日お問合せ頂きました市民の方に、以上のことを説明させて頂きましたら、概ね納得して頂けたようなのでホッとしています。

因みに、下のグラフをご覧ください。

川崎市は、他都市に比べ、東京都区部を含めても出生率は「No.1」です。

しかも、下のグラフのとおり死亡率をみても、川崎市は他都市に比べて「最小」です。

それに、転入率をみても「第3位」です。

ところが、転出率をみると、これも「第3位」で上位なのです。

ここで一つの仮説が考えられます。

若い世帯で子育てにおカネを要する時期は、家賃や物価が東京よりも比較的安い川崎に住む。

ところが、子育ても終わり一定の所得水準に達すると、今度は「終の棲家」を求めて市外に出ていく、という仮説です。

もしも、この仮説が正しいとすれば、「川崎よりも横浜が・・・」、「川崎よりも東京が・・・」という都市に対するイメージ問題が大きく影響している可能性があります。