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議会報告 川崎市政

アレルギー疾患対策2016/12/21    

昨日(12月20日)、川崎市議会で一般質問にたちました。

質疑の模様はインターネット(川崎市議会ホームページ)で録画中継されます。
http://www.kawasaki-council.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=242

配信は明日(12月22日)からとなります。

何卒、ご高覧ください。

さて、昨日の質問でも取り上げた話題ですが、我が国の全人口の約2人に1人が、何らかのアレルギー疾患に罹患しているといわれております。

私はこれまで川崎市議会において、アレルギー疾患対策基本法の成立を受けて、この川崎市でもアレルギー対策基本条例を制定するよう求めてまいりました。

そうした中、厚生労働省は既に、法律に基づくアレルギー対策の指針案を示しています。

この指針案を検討してきた『アレルギー疾患対策推進協議会』では、様々なアレルギー疾患に対して、多くの議論が重ねられたことはもちろんです。

私は昨日の川崎市議会で、「この会議(アレルギー疾患対策推進協議会)において、喘息と大気汚染との関係についてどのような議論がなされたのか?」を所管局(健康福祉局)に質問しました。

健康福祉局長によれば・・・

1)気管支喘息に関しては、環境疫学やアレルギー疾患治療の専門家の委員から、大気汚染による症状の増悪は認められるものの、発症は多因子であって単一因子ではないこと

2)日本の大気汚染のレベルは過去の高濃度汚染の時と比べると非常に低いところにあり、現在、何らかの対策を取る必要は認められないこと

3)環境省が実施した疫学調査『そらプロジェクト』について、大気汚染と気管支喘息の明確な関連性は見出せなかったこと

・・・などの意見があったようです。

なるほど、12月5日付の読売新聞にも、「喘息はダニが原因であるとの説が最も有力である」というように、この協議会の会長を務められ、日本を代表するアレルギーの専門家でもある国立成育医療研究センター副所長の斎藤先生のご意見が紹介されています。

『アレルギー対策、初の指針案…医療の質、底上げ急務
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161205-OYTET50010/

(中略)乳児期に、荒れた皮膚からダニや食べ物のカス、花粉などが侵入すると、免疫の過剰反応が起きる。成長に伴い、その物質が口から入れば食物アレルギーに、のどに入ればぜんそくと、症状が次々に出るとする仮説が有力視されている。)後略)』

昨日の質疑でも、繰り返し述べさせて頂きましたが、アレルギー疾患対策として特に重要なのは、1)標準化治療及び、2)正しい知識の普及です。

ここで懸念されるのは、巷には、アレルギー医療の専門家が書いたとは思えない、非科学的な情報が溢れていることです。

こうした「正しい知識の普及」に反するような情報散乱に対し、適切迅速に対処して頂くよう川崎市当局に要望したところ・・・

健康福祉局長より、「今後につきましては、関係局や医師会をはじめとする関連団体等と連携を図りながら、科学的見地に基づいた正しい知識の普及・啓発に努めてまいります」という前向きなご答弁を頂きました。