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議会報告 政治・経済

FRBの利上げ2016/12/15    

米国の中央銀行(FRB)が、昨年の12月以来1年ぶりに利上げすることになりました。

『米FOMCが0.25%利上げ、来年は3回の利上げ予想
http://jp.reuters.com/article/usa-fed-idJPKBN1432KM

米連邦準備理事会(FRB)は、14日まで開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ、0.50ー0.75%とすることを決定した。(後略)』

下のグラフのとおり、米国の過去の景気循環をみますと、彼の国は7~10年周期でリセッション(景気後退局面)を迎えています。

前回のリセッションからカウントすると、あのリーマン・ショックから既に8年が過ぎようとしています。

即ち、米国経済に次なるリセッションが迫っているのです。

その「次なるリセッション」の際、中央銀行たるFRBは「金利を引き下げる」などのオペレーション(対策)を講じなければなりません。

その時のために、インフレ率が僅かながらにも上昇してきた!?(10月のインフレ率は0.4%)今、FRBとしては少しでも金利を引き上げておきたいのでしょう。

それに、トランプ次期大統領が選挙中に公約してきた10年間で1兆ドルのインフラ投資などが具現化されていけば、米国経済にとってかなりの好影響が見込まれますので、そのことも利上げを決断させた重要な要素だったのではないでしょうか。

米国の利上げでドル高円安が進んでいます。

が、中長期的にみると円安は長くは続かないものと推測されます。

新興国に投じられた資金が米国に向かうことで、ドル経由で投じられていた円資金が巻き戻されるからです。

それに日本だって、円安の最大要因たる量的緩和をいつまで続けられるのか不透明です。

なにせ、政府が頑なに緊縮財政を貫き国債を発行しないものだから、日銀が購入すべき市場の国債が枯渇しています。

日銀が「これ以上、購入できない」となった時点で、量的緩和は終了です。

当然、その日が近づくほどに為替相場は円高圧力がかかります。