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議会報告 政治・経済

アメリカ大統領選とグローバリズムの趨勢2016/11/08    

アメリカ大統領選挙がはじまります。

日本時間の今日(8日)午後8時から各州で順次投票が行われる模様で、かなり激しい選挙戦になることは必至でしょう。

私は日本国民ですので、他国の大統領に誰が選ばれようとも一向に構いません。我が国は我が国の主権のもとに必要な政治・政策が行われていればそれで良いです。(現在、それができていないから問題なのですが・・・)

ただ、ウォール街に支持され既存体制を維持しようとするクリントン候補に対し、ウォール街を敵にして反グローバリズム(反ネオリベラリズム)を標榜し、あくまでも国民国家アメリカを第一とするトランプ候補との戦いには、大きな歴史的観点からも注目せざるをえません。

別にトランプ候補を応援しているわけではありませんが、仮にトランプ候補が勝利したとすると、それはそれで大きな歴史的転換点になる可能性があります。(候補者個人の資質はどうでもいいです)

なぜなら、もしトランプ候補が勝利すると、かつてテキサスA&M大学のクリストファー・レイン教授が提唱した「オフショア・バランシング」(アメリカの世界関与からの撤退)が推進されていく可能性があるからです。

要するにそれは、覇権国アメリカの終焉です。覇権国を喪失した世界は、必然的にグローバリズムを維持することができなくなります。

もしトランプ氏が新大統領としてオフショア・バランシングを進めていくことになったとすれば、去る6月23日のブレグジット(英国のEU離脱)はユーロ・グローバリズムの「終わりの始まり」だった、ということになるでしょう。

「どっちが大統領になったら日本の国益か?」みたいな属国根性的視点ではなく、我が国の政治及び国際政治の趨勢を見極めるという観点において、私は今回の大統領選に注目しています。