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議会報告 川崎市政

グラフは叫んでいる2016/10/29    

昨日(10月28日)、総務省より9月の消費者物価指数および実質消費支出が発表されました。

・・・悲惨です。

まず、消費者物価指数をグラフ化します。

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日銀が指標としているコアCPI(生鮮食品を除く総合)は、前年同月比で0.5%の下落です。コアコアCPI(酒類以外の食料及びエネルギーを除く総合)は、前年同月比で0.0%でした。

ついにコアコアCPIまでもが前年同月比でゼロになってしまいました。

『消費者物価指数 7か月連続マイナス
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161028/k10010747461000.html

先月(9月)の全国の消費者物価指数は、原油価格の下落の影響に加えて、家電製品の値下がりが続いていることなどから、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月を0.5%下回り、7か月連続でマイナスとなりました。(後略)』

NHKは原油価格と家電製品の値下がりが原因と報じていますが、エネルギーを除いているコアコアCPIまでもがゼロに落ち込んでいますので、物価下落の原因を原油価格の問題にすり替えるのはちょっと無理があるのではないでしょうか。家電製品の値下がりだって今に始まったわけでもなかろうに。

またNHKは「7ヵ月連続」という見出しにしていますが、2月の閏月効果を差し引くと9ヵ月連続です。といいますか、今年に入って一度も前年同月を上回ったことがなく一貫してマイナスです。

因みに、川崎市の9月のコアCPIは前年同月比でマイナス0.5%でした。川崎市の場合は閏月効果を含めても9ヵ月連続のマイナスです。コアコアCPI0.2%いう低迷で、7月までは0.4%が続いていたのですが、8月9月の二か月で0.2%に落ち込んでしまいました。

要するに、デフレの深刻化でモノやサービスが昨年よりも売れていないだけです。

次いで、実質消費支出ですが、これもグラフ化します。

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9月の実質消費支出(二人以上の世帯)は前年同月比でマイナス2.1%でした。このようにグラフ化すると歴然ですが、日本国民の購買力が右肩下がりに落ち込んでいます。

実質消費支出のグラフには、今年2月の閏月分が含まれています。よって閏月分を差し引きますと、こちらはなんと13ヵ月連続でマイナスです。

以上、二つのグラフは、我が国の経済が凄まじいほどのデフレ状態にあることを物語っています。まるで「金融緩和だけじゃなく、ちゃんと財政出動もしておくれよー」と叫んでいるようです。

その叫びは、残念ながら為政者たちには届かない。