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議会報告 政治・経済

ネオリベラリストは外国人メイドがお好き!?2016/10/22    

昨日(10月21日 14:07 )、鳥取県中部(北緯35度22.8分、東経133度51.3分)においてマグニチュード6.6 の地震が発生しました。

各地の震度は、鳥取県倉吉市、鳥取県湯梨浜町、鳥取県北栄町が震度6弱で、鳥取県東部、岡山県北部 が震度5強、鳥取県西部、島根県隠岐地方が震度5弱 だったそうですが、不幸中の幸いにして、この地震による津波の心配はなかったようです。

しかし、これらの地震が前震である可能性もありますので油断はできません。

被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

自然災害大国たる我が国がこの19年間、一貫して公共事業費を削減し続けてきたことをご存知でしょうか。

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用地買収などのGDPに換算されない費用を公共投資費用から差し引いたGDPを公的固定資本形成といいます。公的固定資本形成の縮小は日本のインフラの脆弱化を意味しています。

グラフのとおり、1996年をピークにして今や半減しています。

こうした削減を是とする理論的根拠が新自由主義(ネオリベラリズム)であり新古典派経済学です。そして具体的手段が構造改革です。

ありていに言うと、規制緩和や民営化を進めることで政府(地方行政も含む)の支出と関与をできうるかぎり小さくし、株式会社及びその投資家らの利益を最大化するシステムです。そこに国民経済(国民の安全を守り豊かにするための経済)の発想は皆無です。

この種の構造改革推進派が政府の審議会や有識者会議といわれるような政府主催の会議にもぐり込んで次々と規制緩和などの構造改革を進めています。

例えば、国家戦略特区で外国人を使った家事代行解禁されたのもその一つです。

昨年(平成27年)の12月に、東京圏国家戦略特別区域会議と国家戦略特別区域諮問会議で事業認定され、今年(平成28年)7月に特定事業者(受入企業)が決定されました。

とりわけ神奈川県では3月の協議会の段階で㈱ダスキン㈱パソナ(人材派遣会社)㈱ポピンズ(保育大手)㈱ベアーズの4つの事業者を認定しましたが、そのうち㈱ダスキン、㈱パソナ、㈱ポピンズの3社は11月にも神奈川県全域でサービスをはじめようとしています。

例えば、㈱パソナはフィリピンから25名の女性を受け入れて、いわゆる外国人派遣メイドサービスを手掛けようとしています。

ご承知の通り、この㈱パソナ=パソナ・グループネオリベラリストとして有名な竹中平蔵大先生が取締役会長をお勤めになられている人材派遣会社です。

竹中大先生は政府の諮問機関たる産業競争力会議に民間議員として名を連ねて、こうした自社の利益につながる構造改革を推進されておられます。

因みに産業競争力会議の名簿をみますと、竹中大先生の肩書は「東洋大学教授」、「慶應義塾大学名誉教授」のみとなっており、なぜかパソナ・グループ取締役会長の肩書はなし

私たちが選挙で選んだ国会議員よりも、選挙で選ばれたわけでもない諮問会議メンバーらが事実上、我が国の政策を決定しています。