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議会報告 02 政治・経済

「所得を取り込む」の意味2016/03/08    

 今日もまた、亡国の「TPP」について取り上げます。

 本日(8日)、政府は今国会に提出するTPP法案を閣議決定します。

『TPP法案、8日閣議決定へ 4月から審議
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF07H14_X00C16A3EE8000/

政府は8日、環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案と関連11法案を閣議決定する。政府・与党は4月上旬から、これらを一本化して審議し、今国会での可決・成立を目指す。早期に法案を成立させることで、他の加盟国の国内手続きに弾みをつけたい考えだ。(後略)』

 推進派が、ことあるごとに喧伝している・・・

「日本はTPPに積極的に参加してアジアの成長を取り込むべき」

 についてですが、この人たちは「成長を取り込む」の意味をおそらく理解していないでしょう。

 即ち「成長を取り込む」とは「所得を取り込む」ということです。

 例えば「アジアの成長を取り込む」といった場合、日本は「アジアの所得を奪います」と同義です。なにせ「成長」とは所得の成長のことですので。

 実はここに、「日本は外国の所得を奪わないとやっていけない・・・」という経済の自虐思想があります。朝日新聞が大好きな自虐史観と同じです。日本は内需主導で充分にやっていける国であるにもかかわらず。

 しかも、なんで奪う対象がアジアなのでしょうか。

 絶対にTPP推進論者たちは「アメリカの成長を取り込む」とは言いません。これからも絶対に言わないでしょう。

 どうしたら、ここまで属米的感情をもてるのでしょうか。

 下のグラフをみてもわかるように、TPP加盟国全体のGDPの大部分をアメリカと日本が占めています。TPPに参加するアジア諸国の経済規模はごく僅かです。その僅かな所得を奪うのがTPPに参加する日本のメリットなのですか?

TPP参加国の経済規模