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議会報告 未分類

偽装成長率!?2016/02/06    

 昨年、明らかに経済が失速したChina(シナ)ですが、ことしの経済成長率の見通しはまたもや「6.5~7.0%」という高水準に設定されるようです。
 
『中国 経済成長率の目標は「6.5~7%の間」

中国で経済政策を統括する政府部門のトップは、来月正式に発表される中国のことしの経済成長率の目標について、6.5%から7%の間になるという見通しを示しました。中国は来月開催する全人代=全国人民代表大会で、ことしの経済成長率の目標や今後5年間の経済運営の方針などについて正式に決めます。(後略)』

 しかしその一方で、ブルームバーグには以下のような記事もあります。

『中国貿易統計めぐる疑念が再燃-香港発表値との開きが拡大

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O1K0PH6TTDS401.html

中国が発表した昨年12月の香港向け輸出額と香港公表の中国本土からの輸入額が大きく異なり、実体のない送り状(インボイス)による貿易水増しが為替相場の変動で再び広がった可能性が示唆されている。ブルームバーグの算出によれば、中国発表の輸出額は香港が明らかにした輸入額の1.94倍で、223億米ドル(約2兆6400億円)の開きがあった。この相違は倍率としてもドル建てベースの額としても、2013年3月以来の大きさとなった。(後略)』

 そうです。かの国にはまじめに統計をとろうという観念がないのです。ご都合主義で統計を改ざんするために、貿易統計などは相手国の数字と乖離することになってしまうわけです。

 どうやらここ数年、シナの国内需要はよほどに落ち込んでしまっているようです。

 下のグラフは、シナの輸入統計を品目別(構成比)でみたものです。

シナ品目別輸入統計(構成比)

 例えば、輸入の16%を占めている「鉱物燃料、潤滑油および関連原料」の伸び率は前年比でわずか0.5%です。ここのところの世界的な原油安はそれまで爆食いしてきたシナの需要(鉱物燃料需要)が減退していることの証左です。

 最も輸入比率の高い「機械、輸送設備」の伸び率をみると2%となっており、6.5~7.0%水準という経済成長率に比べて極めて低い数字になっています。「食品以外の原料」に至ってはマイナス5.7%です。

 そもそも自分たちで公表している輸入額の伸び率をみても、下のグラフのとおり2014年2月以降のトレンドは下降の一途を辿っています。とりわけ昨年の9月には、前年同月比でマイナス20%をも割り込んでいます。

 たしか2014年も6.5%以上の経済成長を達成したと発表していましたが、まことに不思議です。

シナの輸入額伸び率の推移