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重商主義2017/03/29

昨日のエントリー『天才勘定奉行・荻原重秀』において、金属主義や表券主義の貨幣観について申し上げました。 実はこの金属主義の貨幣観こそが、いわゆる重商主義という経済思想をもたらしました。 重商主義は、貴金属の蓄積こそが国力の源泉である、という考え方です。 貨幣は金や銀という類いの貴金属なのだから、その貨幣を蓄積すればいい、となります。 では、どのように蓄積するのか? 輸出(貿易黒 … “重商主義”の続きを読む


天才勘定奉行・荻原重秀2017/03/28

評論家の中野剛志先生によれば、現在の主流派経済学の基本的な貨幣観は「金属主義」なのだそうです。 なるほど主流派経済学なるものが、まったく現実経済に対応できない理由の本質がよくわかるような気がします。 金属主義とは、例えば1万円の貨幣は、1万円分の金属(鉱物)の価値(裏付け)がなければならない、という貨幣観です。 それとは逆に「貨幣には金属(鉱物)の裏付けなど必要ない、ただの紙切 … “天才勘定奉行・荻原重秀”の続きを読む


オバマケアは公的皆保険制度ではない2017/03/27

今朝、自動車で移動中にラジオのスイッチを入れたら、チャンネルはTBSラジオでした。 この時間帯(朝6時30分~8時30分)の番組は『森本毅郎スタンバイ!』です。 いつも思うのですが、黙って聴いていると、この番組もやたらとインチキ報道が多い。 今朝も山田恵資(やまだけいすけ)とかいうコメンテーターが知ったかぶりして、米国のオバマケア問題について、聴き手に誤解を与えるような解説を平 … “オバマケアは公的皆保険制度ではない”の続きを読む


理念条例には必ず「国家解体思想」が組み込まれている2017/03/26

1990年代の後半あたりから、我が国の地方行政に「理念条例」なるものが蔓延りはじめました。 理念条例とは、簡単にいうと例えば中学生の生徒手帳に書いてあるような綺麗ごとが並べたてられ、それを条例化(法制化)したものです。 そこには、一見、誰もが否定しがたい巧言(綺麗ごと)が書き連ねられています。 典型的な理念条例として… 『自治基本条例』 『議会基本条例』 『子供の権利条例』 … … “理念条例には必ず「国家解体思想」が組み込まれている”の続きを読む


レントシーカー2017/03/25

森友学園に対する国有地払下げ問題で最も不可解な点は、それが入札方式でなく随意契約によって為されたことです。 裁判所の競売手続だって入札方式に拠ります。 どうしても随意契約では、買主と政府関係者との間の不適切な関係を推認されてしまうものです。 例えば、入札期日を何度指定しても入札者がゼロで、やむを得ず特定の者に売却するという稀なケースもあります。 物件の性質及びその他の理由で流通 … “レントシーカー”の続きを読む


デフレ内閣を倒すのは意外にも…2017/03/24

昨日(3月23日)、厚生労働省から『毎月勤労統計調査』が発表されました。 今年1月の実質賃金(物価上昇分を除いたグロスの賃金)の確報値は、マイナス0.1%でした。 下のグラフのとおり、昨年の10月、11月、12月は三ヵ月連続のゼロ%で、その直後のマイナスということになります。 一方、下のグラフは物価上昇率(インフレ率)の推移です。 日本銀行が指標としている生鮮食品を除く総合消費 … “デフレ内閣を倒すのは意外にも…”の続きを読む


アベノミクス失政の被害者2017/03/23

百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングスが、首都圏にある2つのデパートを閉店し、カリスマ経営者として知られた大西洋社長もついに退任に追い込まれました。 百貨店業界については「チャイニーズの爆買」目当ての過剰投資、という面も否めませんが、私に言わせると、三越伊勢丹ホールディングス及び大西社長は明らかに安倍政権の経済失政による被害者です。 老舗百貨店の衰退とファストファッションの台 … “アベノミクス失政の被害者”の続きを読む


豊洲市場の安全と安心2017/03/22

報道のとおり、東京都ではいわゆる「豊洲移転問題」が混迷化しています。 都議会百条委員会での石原元都知事の発言を受けて、小池都知事は「法的には安全かもしれないが安心が確保されているわけではない…」と、相変わらず意固地になって、混迷に終止符を打とうという気はさらさらないようです。 豊洲への移転問題に限らず、都政全般をことごとく浜渦元副知事に丸投げしていたとも揶揄されているかつての石 … “豊洲市場の安全と安心”の続きを読む


ギリシャがドイツに勝てない理由(わけ)2017/03/21

運輸、建設業界の人手不足が深刻化しています。 むろん、介護や保育等の福祉分野の現場もしかりです。 長引くデフレ経済の直中にあって、これらの分野はいずれも既に過度なインフレ・ギャップ状態にあります。 『残業時間の上限規制「東京五輪まで猶予を」 運輸・建設業界 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14247960Y7A310C1EA4000/ 安 … “ギリシャがドイツに勝てない理由(わけ)”の続きを読む


属国根性の開国論2017/03/20

開いているように見せつつも、実は開いていないのが覇権国根性。 対して、既に開いているのにもかかわらず、更に開こうとするのが属国根性。 TPP問題をはじめ、ここのところ盛んに行われている自由貿易絶対論は、そのことを強く感じさせます。 竹中平蔵氏あたりに「TPPは自由貿易だからやるんですぅ~」と言われると… 「そうかぁ、自由貿易ならTPPをやらなきゃぁ~」と、つい納得してしまうお○ … “属国根性の開国論”の続きを読む


川崎市議会議員 三宅隆介
プロフィール
昭和46年3月23日生まれ。
大東文化大学 文学部 卒業。
ユアサ商事株式会社を経て、
松沢成文(当時・衆議院議員) 秘書。
平成15年4月 川崎市議会議員 初当選(現在4期目)。
川崎市多摩区中野島在住。
[趣 味]
歴史研究、人間研究、経世研究。
[尊敬する歴史人物]
織田信長、小栗忠順、田中角栄。